昨年の「第75回NHK紅白歌合戦」は、B’zのサプライズ演出が話題を呼び、高い評価を得ましたが、司会を務めた有吉弘行については一部の視聴者から違和感を指摘されました。2年連続の司会を務めた有吉は、普段の毒舌やイジりを控えめにし、無難な進行に終始。その結果、彼の個性が感じられなかったとの声が上がりました。特に、伊藤沙莉の言い間違いや橋本環奈との間に沈黙が生じた場面で、有吉が機転を利かせて笑いに変える場面を期待していた視聴者には物足りなさを感じさせたようです。紅白の視聴率は若干回復したものの、若者向けの演出偏重に対する批判もあり、視聴者の間で賛否両論が巻き起こりました。

WACOCA: People, Life, Style.

Pin