島耕作シリーズ
弘兼憲史 著
漫画雑誌「モーニング(講談社)」にて1983年から連載

「課長 島耕作」は、サラリーマンを題材にしたビジネス漫画として話題を呼んだが、
その後も人気は衰えることなく、長編シリーズに大成した。
課長に始まった島耕作も、部長、取締役、常務、専務、社長と出世。
それぞれの立場における苦悩をリアルに活写して、読者の支持を得る。
課長になる前の回顧録や、社外取締役、相談役など中枢とは異なる視点も描かれている。

島耕作が勤める大手電器メーカー「初芝電器産業」は、
著者が実際に勤務した松下電機産業(現 パナソニックホールディングス)社がモデルとされる。
なお、実写映画化(1992年)、テレビドラマ化(1993-1998年)もされている。

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