今回のぶらぶらは、森美術館で開催中の「建築の日本」展。
古代から、現代までの名建築、100プロジェクトが集結。建築マスターから建築の初心者までが楽しめるかつてない「日本の建築」の大回顧展です。開催から3ヶ月。入場者数も20万人を超え、ますます人気が加速しています。
番組では、当展覧会の監修を務める藤森照信さんのご案内で「絶対に知っておきたい名建築」10作品を紹介します。目玉は、京都・山崎にある千利休が設計したとされる唯一の茶室、「国宝・待庵」の実寸再現模型。藤森さん曰く、「あきれるほどよくできている」という名茶室。なんと実際に中に入って拝見!ぶらぶらメンバーも、利休の作りたかった空間を夢体験。
さらに、「巨匠・丹下健三」作品も。1964年の東京オリンピックで、世界的注目を集めた名建築「代々木競技場」。一体、何が凄かったのか?「世界の丹下」誕生のきっかけとなったレガシーを徹底解説します。そして、幻と言われる、丹下作の珍しい住宅建築「丹下健三自邸」の復元模型も登場。
さらに、世界でも珍しい二重らせん構造の木造建築「会津さざえ堂」、「公共建築」の概念を覆した、古代遺跡のような「名護市庁舎」、メンバーも驚愕した、信じられない工法と手間をかける、洞窟のようなレストラン…などなど、驚きの名建築が次々と登場します。
そして、今回の展覧会ならではの特別企画として、なんと、展示作品のひとつを実際にメンバーが探訪!それは、「三田のガウディ」と呼ばれ、1人で自分のビルを作り続ける男・岡啓輔さんの「蟻鱒鳶ル」。13年経ってもなお建設中の現場をメンバーが見学。名建築?それとも珍建築?!
日本の建築の凄さ、素晴らしさ、面白さがたっぷり詰まった1時間、お楽しみに

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