衣装考証は、毎年大河ドラマでの考証を務める小泉清子が担当した。千代には、一豊が小禄だった頃には着物の端切れで小袖を仕立て上げたというエピソードがあり、実際にパッチワークで作られた衣装が使用された。ドラマにおいては、千代の実家・不破家が戦で焼けた際に燃え残った着物の端切れで仕立てたという設定で麻の小袖が登場し、山内家の旗もパッチワークで製作された。また、信長の妹・お市や秀吉の正室・寧々に所望される小袖や打掛は、高級感を出すために絹のパッチワークで製作された。

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