【動画概要】
保健師の熊谷麗氏は、温泉利用指導者という資格を取得し、温泉による健康増進について指導する温泉利用相談室で勤務しています。彼女自身も、発症してしまった喘息が、温泉めぐりで改善されることを実感したことがきっかけだったといいます。
御前湯は、大分県竹田市長湯温泉にある厚生労働省が認可している健康増進施設のひとつ。この温泉地・長湯温泉は「風土記」にも記載があり、御前湯は、もともとは江戸時代から藩営温泉だったことがはじまりです。
温泉による療養・養生は、長い歴史を持つことからもその価値がわかります。温泉が持つ温度・ミネラルがいかに私たちにどんな役割をもたらせてくれているのかを教えてくれています。
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「湯とひとと」シリーズに込めた想い
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今日、観光旅行の一部となってしまった「温泉」。
その観光旅行自体も、新型コロナの影響で非常に苦しい、新たな局面を迎えようとしています。
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温泉は、いにしえの時代から人々が心身の養生や免疫力向上のために行う、
「湯治」という文化の主役を担ってきました。
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日本の温泉は療養の観点でおおまかに10の泉質に分類されていますが、
実際にはすべての湯の持つ成分はそれぞれ個性に満ちており、
同じお湯など存在しないと言えます。
温度や味、色、香り、肌ざわりは千差万別、それぞれの持つ心身にもたらしてくれる役割も異なるわけです。
無限に存在するその湯は季節や時間によって刻々とその味わいを変化させて楽しませてくれる、といったことを
今日どれほどの日本人が知っているでしょうか?
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温泉に浸かることで、
体を温めてくれ、本来自分が持つ免疫力を整え、
そして整うのは、体ばかりか心までリセットされていくことを実感しているでしょうか?
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そして、
かつての湯治場に存在したのは、温泉だけではありません。
互いにバックグラウンドの異なる人たちが湯治をしに集まり、
そこで一緒に地産地消のものを使って自炊をしたり、共に食べたり、
暖かな会話と関係構築がなされていました。
その関係があったからこそ、
また来年もここに戻ってきたいと思える愛着が生まれました。
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これは、今の私たちの時代にこそ最も必要なことかもしれません。
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そんな温泉や湯治文化の裏側には、
いつもそれを支える人たちがいました。
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温泉の「湯」の質にとことんこだわり続ける「湯守」という方たち。
そして、訪れてくるお客様に少しでも快適な滞在をしてもらいたいと願う「女将」たち、
地域の湯治文化を守り続ける方たち。
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そんな「湯」とそれにまつわる「ひと」たちの
想いを9本のシリーズ動画にしました。
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おんせん県おおいたから日本全国へ。
そうした湯とひとが、私たちにくれるもの。
少しでも多くの方に、この想いと、湯のありがたさが届くよう、願っています。
価値観を変える温泉を。
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【出演者】
温泉利用相談室(御前湯内) 温泉利用指導者・保健師 熊谷麗氏
【ロケ温泉地】
温泉療養文館 御前湯
(1.マグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉|pH6.9|源泉温度45.8度
2.マグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉|pH7.5|源泉温度46.8度
3.マグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉|pH7.3|源泉温度29.7度)
*飲泉も可能です
【モデル協力】
工藤大輔様
【企画・プロデュース】
湯治ぐらし 代表 菅野静
https://toji-joshi.com
【プロジェクトマネジメント・スタッフ】
DIVE GOOD代表 園田亮
【ロゴデザイン】
橋本沙和
【ディレクション・撮影・編集】
岡本裕志
【主催】
大分県観光政策課
https://www.pref.oita.jp/soshiki/14180/
【事業主体・監修】
特定非営利活動法人 別府温泉地球博物館
http://www.beppumuseum.jp/index.html
※撮影:2020年10月
※撮影では特別にタオルを着用して入浴しております。
※表示している温泉泉質名は、各施設に掲示もしくは施設ウェブページに記載された温泉分析表をもとに表示しております。
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