兵庫県の斎藤知事は、パワハラ疑惑などを調べる百条委員会に出席し、告発文の作成者や意図などを徹底的に調べるよう指示したことを認めました。
兵庫県議会の百条委員会は、元幹部職員が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した文書の真偽を調べるため、再度、斎藤知事の証人尋問を行いました。
斎藤知事は文書で告発された後、内容の真偽を確かめることよりも先に、作成者やその意図を徹底的に調べるよう指示したことを認めました。
また関係者によると、ある職員は「公益通報の調査結果を待たずに処分できないか」と斎藤知事が話したと証言していますが、斎藤知事は「公益通報(の結果)を待たずに処分しろとか、そういうことは言ってないと思います」と述べ、疑惑を否定しました。
百条委員会は10月下旬に再び、斎藤知事の証人尋問を行いたいとしています。
一方、県議会の最大会派・自民党県議団は臨時総会を開き、知事には道義的責任があるとして、9月12日に辞職の申し入れを行うと発表しました。
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