何かの本で見た「茴香」の二文字、これが直ぐに読めなかったんですね。色々と調べている
うちにやっと「ういきょう」と読むのが解ったんです。
地中海沿単原産のハーブで、主に香味料、薬用として使われています。(古くはローマ時代、既に裁培されていたといいます)
また茴香には大茴香と小茴香の2種類があり、大茴香は中国料理によく使われる「八角」のことで、スパイスとして使われます。
英語ではフェンネルと呼ばれ、魚料理や肉料理の添え物として、またスープの香りづけにも使われます。日本に伝わった歴史は古く、平安時代だと言われています。
僕の楽曲のタイトルに漢字を意識して使うようになったのは、アルバム・ジャケットや楽器のタイトルは文字で書かれるので、アルファベットでは面白くないと思ったからなんです。
また漢字がもっている一語一語が意味を持つという奥の深さにも惹かれました。
漢字そのものは中国から伝わり、その後日本独自の展開をした個性的な文字なんです。
それらはアルファベットよりも日本人の体に根づいた、血として持っている文字だと思います。最近は増々そう思うようになりました。
漢字って素晴らしいです。
この「茴香」で初めてオープンD6というチューニングを使ったのですが、ある時オープンDチューニングで遊んでいる時に偶然見つけたんです。
2弦に6度の音が入るだけでオリエンタルなサウンドが出せるのが何とも心地良かったんですね。
以来、このオープンD6にのめり込んで行き、多くの楽曲で使うようになりました。
ミディアム・テンポのアルペジオでプレイしますが、テンポ・ルバートで自由に弾いて下さって構いません。
またイントロでのミュートしたハーモナイズ・フレーズは、右手のミュートが難しいので、綺麗なミュート音が出るように工夫して下さい。
中川イサト

多くの方に聴いて頂ければと思います。
また動画を作って下さり感謝しております。

中川朋美 𝓣𝓱𝓪𝓷𝓴𝓼🎸💕

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