1930年代のアメリカでスウィングジャズが流行し、多くのプレイヤーやコンポーザーが生まれた。
その中でクラリネット・プレイヤーでもあったベニー・ダッドマンは「キング・オブ・スウィング」と呼ばれ、素晴らしい作品を多く残している。
楽曲そのものはエドガー・サンプソンというサキソフォン・プレイヤーが1934年に作曲した曲で、1935年にはベニー・グッドマン楽団がレコーディングしている。
翌1936年には大ヒットし、アンディ・ラザフが歌詞を書き楽譜も発売された。
このタイトルになっているサヴォイはニューヨークのハーレムにあったダンス・ホールで、正確には「サヴォイ・ポールルーム」と呼ばれていて、それこそ当時のミュージシャンの多くが出演していた。
スウィングジャズの楽曲にしてはコード・プログレッションがユニークで、後のビ・バップに繋がる何かが感じられる。
僕のアレンジは少しだけラグタイムの写囲気を残したもので、コード・プログレッションは原曲と同じになっています。
全体にスウィング感というものを意識して、乗りのいい演奏を心置けて下さい。
それでは1930年代のオールド・ジャズ・フィーリングを味わって欲しいと思います。
中川イサト
多くの方に聴いて頂ければと思います。
また動画を作って下さり感謝しております。
中川朋美 𝓣𝓱𝓪𝓷𝓴𝓼🎸💕
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