「真剣な顔で看板を見つめていた3人ですが、お嬢さんの発言に反応した森田さんが、笑顔で彼女に近づくとハグしたり、耳元に顔を近づけ甘噛みしたりしていました。それを見守るりえさんも、幸せそうに『うふふ』と微笑んでいて、本当に仲のいいご家族なんだなという印象でした」(目撃した通行人)
森田とひとしきりじゃれ合うと、店内に向かった娘。路上から娘を見つめる森田の表情は、かけがえのない家族を手に入れた父の顔だった。
下町の風情と都心の高級感が同居する街として人気の東京・港区の一角。11月のある夜、そこに現れたのは一組のファミリーだった。少し気恥ずかしそうな夫にしっかりと自分の腕を絡める妻と、そんなふたりから数歩だけ距離を置いて歩く年頃の娘。どこにでもある家族の一幕だが、その夫婦が宮沢りえ(50才)と森田剛(44才)となると話は別だ。
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