中国が飛行させている偵察用気球をめぐり、政府は今後、領空に侵入した場合に備えて、武器使用のルールの見直しを検討すると自民党に伝えた。
松野官房長官「さらなる分析を重ねた結果として、飛行物体は、中国が飛行させた無人偵察用気球であると強く推定されたことから公表を行った」
日本の領空にも気球が飛来していたことをふまえ、政府は15日朝の自民党の会合で、現在は領空侵犯に対する措置として、正当防衛や緊急避難にあたる場合に限られている武器使用のルールについて見直す方向を示した。
自民・安保調査会長 小野寺元防衛相「今回の事案は、わが国の防衛にとって、大きな穴があるのではないかと心配をもたらす事例だと思います」
一方、自民側は、小野寺元防衛相が「今まで中国のものだと把握できていなかったのならば大きな問題だ」と述べたほか、「すぐ撃墜すべきだった」との声もあがった。
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