滋賀県大津市と京都府宇治市の境にある岩間山中腹に位置する。                         真言宗醍醐派の寺院で山号は岩間山 本尊は千手観世音菩薩        
縁起によれば、元正天皇の病気平癒祈願に功のあった泰澄大師が                               養老年に岩間山中の桂の大樹から千手陀羅尼を感得し、                                  その桂の木で等身の千手観音像を刻んで、                           元正天皇の念持仏である金銅千手観音像を                                  その胎内に納め祀ったのが当寺の初めとされる。
本尊の金銅千手観音立像は、                                       上述の元正天皇の念持仏で、当初の本尊の胎内仏とされた                     現在は本堂の三重の厨子に納められ、秘仏とされている。                                        毎夜、日没時に厨子を抜け出て百三十六地獄を駆け巡って人々を救済し、                日の出とともに岩間山へ戻る際には汗みずくとなっているといわれ、                「汗かき観音」とも呼ばれている。                                 静寂に包まれた境内には、日本一の桂の大樹群、                           芭蕉の池、雷神爪堀湧泉等があり、歴史と自然が共存し                       四季折々の花・紅葉が参拝者を歓迎してくれます。                                                                                                                                                                            
いつもとは違う非日常の空間を、堪能してみては如何でしょうか。                       
                                                             
撮影2023年 2月 上旬

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