北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの帰国を願う集会が母校の小学校で開かれました。子どもたちは、それぞれにめぐみさんに思いを馳せ、問題解決を祈りました。

【新潟小学校6年 花田真結花さん】
「めぐみさんお元気ですか?私たちとほとんど変わらない年齢で拉致されためぐみさん。幸せな生活を奪われたことで、人生を大きく変えられてしまいました」

【新潟小学校6年 五十嵐空良さん】
「めぐみさんも、被害に遭われた方も、そのご家族も何も悪いことをしていません」

同じ新潟小学校で学んだめぐみさんを思い、6年生が披露した手紙。新潟小学校では、2013年から毎年、帰国を願う集会を開いています。

集会で同級生の池田正樹さんは「めぐみさんが拉致されたのは45年前ですが、これは昔話ではありません。めぐみさんはまだ帰ってきていません」と訴えると、児童は真剣な表情で耳を傾けていました。

【再会を誓う同級生の会 池田正樹 代表】
「小学生でも胸を痛める。小学生でも分かるのに。政治家に分かってほしい。政治家に我が事のようにあたってほしいと強く思う」

子どもたちは手紙で、拉致問題を知らない人に伝えることの大切さに触れるなど、解決の糸口をそれぞれに考えている様子でした。

【新潟小6年 相場希さん】
「来年こそは『おかえりなさい』と言えますように。めぐみさん、待っています」

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