1956年アメリカ制作。チャールズ・ウォルタース監督。ビング・クロスビー、フランク・シナトラというアメリカを代表する歌手が出演したミュージカル作品。共演にはグレース・ケリー(この時期すでに大女優であった)が配役されました。ケリーは同年結婚をして映画界を去りましたが、この「上流社会」が最後の作品となりました。音楽はコール・ポーターがあたり主題曲「トゥルー・ラヴ」はアカデミー歌曲賞にノミネートされましたが、惜しくも受賞は逃しました。また、ポーターの曲はよくジャズの素材として取り上げられることが多いことでも知られています。

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