深田晃司監督。最新にして9本目の長編映画『LOVE LIFE』はミュージシャン・矢野顕子の1991年にニューヨーク移住後に発表した初のアルバム『LOVE LIFE』に収録された同名楽曲をモチーフに、「愛」と「人生」に向き合う夫婦の物語を構想期間18年の時を経て完成させた作品。なお、本作は「メ~テレ60周年記念作品」として位置づけられている。
主人公妙子を演じるのは木村文乃。木村は妙子の、嵐の前の静けさが孕む寧静な佇まいと爆発しそうな激情を表現。映画『LOVE LIFE』は9月9日に公開となる。
妙子の夫、二郎役には、映画『峠 最後のサムライ』や主演ドラマ「ダブル」(WOWOW)など、映画やドラマで活躍する永山絢斗。妙子の元夫、パクを演じるのは、ろう者の俳優・手話表現モデルとしても活躍する砂田アトム。二郎の元恋人、山崎を演じるのは、昨年は『モンスターハンター』でハリウッドデビュー、「ウェンディ&ピーターパン」で舞台に初挑戦する山崎紘菜。また、二郎の母・明恵には『37セカンズ』(’20)の神野三鈴、父・誠には『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(’21)の田口トモロヲ。そのほか、三戸なつめも出演する。
予告編では「新しい家族を作る。はずだったー」という意味深なテロップから始まり、手話で会話する元夫婦の妙子とパク、それを複雑な表情で見つめる二郎の姿や、二郎と元恋人の山崎が口づけを交わす姿などが収められている。
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