「流線型 ’80」 1978年11月5日リリースに収録。

Dear 映像ラヂオファンの皆様、

私はユーミンの楽曲をレコードやCDで聴くのが好きなのでコンサートには興味が無く行ったことはありません。「なぜコンサートに行かないの?」と、聞かれることがあります。理由は2つです。

まず、オーディエンスが手拍子を入れること。音楽を聞くためにお金を払っているのにどこか盆踊りと勘違いしている人がたくさんいる。これは山下達郎のコンサートでも時々います。逹郎の場合は「君たちは僕の歌を聴きに来たのか?それとも手拍子を打つために来たのか?」とはっきり言います。それくらいで良いと思っています。「Destiny 」などは究極の恨み節なのになんで手拍子で飛び跳ねるんだろう? その場にいなくて良かったと思います。ちなみにアメリカのあらゆるジャンルのライブでオーディエンスが手拍子を打つことはめったにありません。もうひとつはギターのアレンジです。レコーディングの時とまったく違うアレンジというのはそれなりに楽しめますがスケールを上がったり下がったりしているアドリブを聴いているとがっかりします。では、かっこいいギターとはどんなものかと言えば、マイケル・ジャクソンの ”Beat It” のギター・ソロの部分。あれです! エディーヴァン・ヘイレンが弾いています。エディーはマイケルが録音しているスタジオにたまたま居合わせた時に立ち寄って。「お!じゃあギターの部分をちょっとボクがやってみようか」と言って練習なしのワンテイクで録音したのがあの素晴らしいオリジナリティにあふれるソロ演奏なんです。どこかで聴いたようなフレーズは入っていません。知識やテクニックではありません。センスの問題です。これぞエディー様っていう感じです。しかもお金も取らなかったというエピソード付きです。マイケルに向かって「じゃあな〜!」ってエディーはパサデナのお屋敷に帰って行ったそうです。エディー様のご実家は私の以前の自宅から歩いて1分のご近所でした。(普通の家です。実家は)関係ないですが、私の子どもたちは二人ともエディーと同じパサデナ・ハイ・スクールに通っていました。(ミュージシャンにはなりませんでしたが。。。(笑)😂

そんな、こんなでユーミンの素晴らしい音楽はLPかCD(昔はカセット)で聴きます。

スタジオで美しく録音、補正された音源に映像を付けたいと思います。
それがユーミンの詩と曲、そして正隆さんの美しいアレンジを引き立たせると勝手に思っているからです。

個人的なライブラリーには80本ほどのオリジナル音源で映像化したものがありますがYou Tubeでは公開できません。またそのうちに気が向いたらみらいLOVEを復活させます。

ライブ音源は私がミュージックビデオとして使いたいと思わないものがほとんどですが、試しにいくつか映像化してみました。でも、これ以上自分自身が納得できない音源でユーミンの音楽を映像化することをやめます。

長い間ご視聴頂いてありがとうございました。😁

                         映像ラヂオ

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