#特撮 #仮面ライダー電王 #仮面ライダー #佐藤健 #平成ライダー #ゆっくり解説
リアルタイムではなく、ずっと遅れてネットで見たんですが、イマジンが憑依するというアイディアは大発明でしたね。色んな人にモモタロスが憑りつくのがコミカルですし…普通の俳優さんはスケジュールや色んな都合でそうしょっちゅうは出演出来ませんが、声優さんとスーツはまあ、常時出演可能に近いです。
小林靖子さんの笑わせて、ホロリとさせる脚本も絶妙です。
「電王」は意外と視聴率は伸びなかったようですが、映画の本数(「電王」の名が付いた冠映画以外にも、ライダー映画に多数登場)から見ても、相当な人気だった事は間違いないでしょう。
(ツイッターによると、白倉プロデューサー、「春公開で『電王』の映画を作りたいんですが…」と、おそるおそる東映の上の人に言ったら「馬鹿野郎! 秋も作れ!」と言われたそうですw)
「仮面ライダー電王ショー」とかあったら、モモタロスやキンタロスが出てきただけで、大人も子供も大喜びでしょう。この、出てきただけで盛り上がるスタイルを作った時点で、「完勝」でした。
本作のアイディアは、主人公のひ弱さは「ドラえもん」、空飛ぶ列車は「銀河鉄道999」、時間改変というプロットは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を連想しますが、イマジンの個性豊かなキャラクターは全盛期の「ドリフターズ」を思い出します。
も一つ余談。ハナ役の白鳥百合子さんが、体調の為途中降板しましたが、急遽代役として登場したコハナちゃん役の松元環季ちゃんが、またかわいくて芝居がうまくて、災い転じて…、を地でいってましたね。
この辺、初代1号ライダーの藤岡弘さんが事故で一時降板したら、2号役の佐々木剛さんが、バイクに乗れず、その為に「変身ポーズ」が生まれ、逆に大ブームになった幸運なアクシデントに近い物があると思います。
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