サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソン、マイケル・パトリック・キング監督/映画『セックス・アンド・ザ・シティ2(SATC2)』記者会見

世界中の女性たちから圧倒的な支持を得ている大人気シリーズの映画版第2弾『セックス・アンド・ザ・シティ2』が6月4日から日本で公開される。そのプロモーションのため、サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソンら4人のメインキャストとマイケル・パトリック・キング監督が来日。5月31日に六本木ヒルズアカデミーで記者会見を行った。

全米では5月27日に公開され、4日間で4000万ドルの興行成績を記録する大ヒットとなっている。4人揃っての来日はこれが初めてとなるが、主演と製作を兼務するサラ・ジェシカは「全員揃って来日できたことを本当に嬉しく思います。明日はプレミアもあるので、ファン1人ひとりにお礼を言いたい」と挨拶。またキムが、「コンニチハ、“キム・キャトラル”デス。日本ニ来レテ嬉シイデス」とカンペを見ながら日本語で挨拶すると、記者たちから大きな拍手が。キムが「日本語の発音はどうでした?」とたずねると、記者たちは口々に「ベリー・グッド!」と答えていた。

また、クリスティンも日本のファンへの感謝をコメント。シャーロットという保守的な女性の役を演じている彼女は、「他の国ではシャーロットのキャラクターへの不満が多いのですが、日本の方々は、彼女の保守的な部分をすごくよく理解してくださっていてとても嬉しい。ありがとう!」と感激気味に語っていた。

1998年にテレビドラマとして放映され、大ヒットしたこのシリーズ。長年同じ役を演じることについて聞かれたサラ・ジェシカは、「みんなは私が(主人公の)キャリー・ブラッドショーなんじゃないかと思ってしまうことがあるみたいで、ときどきうっとうしく思うこともあります」と素直な気持ちを明かしつつも、「それよりも喜びのほうが大きい。大好きな役をこれだけ長い間演じることができるのは光栄」と笑顔を浮かべた。

本作ではニューヨーカーの4人が中東のアブダビを旅するのだが、英米のメディアでは「中東の女性差別についての批判が甘い」という指摘もあるという。それについてシンシアは、「このシリーズは政治的なものではないんです。社会風刺をしているとは思いますが……。私たちが示しているのは、女性の多様な選択肢。それを見せているだけなのに、政治的にとらえる人がいるのが面白いと思います。女性はファッションやゴージャスなライフスタイルが好きだということはみんな分かっていると思うのですが、それを見せることが、ある種の人々にとっては大問題なってしまい、批判されるんだなぁと思いました」と感想を述べていた。

不仲が報じられることもあった4人だが、会見では息もピッタリで、まるで女子校のノリ。興奮気味でついつい答えも長くなりがち、互いのコメントに茶々を入れたりしてガールズトーク炸裂といった会見だった。

『セックス・アンド・ザ・シティ2』は6月4日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。

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