オズの魔法使い (2011年のミュージカル), by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3867035 / CC BY SA 3.0
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『オズの魔法使い』(オズのまほうつかい、The Wonderful Wizard of Oz)は、1939年の映画『オズの魔法使』を基にし、アンドルー・ロイド・ウェバーとジェレミー・サムズが脚本を務めたミュージカル。
映画版で使用されたハロルド・アーレンとエドガー・イップ・ハーバーグの曲およびウェバー作曲による新曲および追加曲、ティム・ライスによる追加歌詞が使用されている。
2011年、ウエスト・エンドにてジェレミー・サムズ演出により、2月7日からプレビュー公演が行なわれ、3月1日から2012年9月2日まで本公演が行なわれた。
ドロシー・ゲイル役にダニエル・ホープ、オズの大魔法使い役にマイケル・クロフォード、西の悪い魔女役にハンナ・ワディンガムがオリジナル・キャストとして配役された。
火曜夜公演のみドロシー役で出演していたソフィ・エヴァンズが2012年2月から本役となった。
2010年、リアリティ番組『Over the Rainbow 』でドロシー役のオーディションが行なわれ、ホープが優勝、エヴァンズが準優勝となっていたのである。
2012年、カナダでも『Over the Rainbow 』でオーディションが行なわれ、12月から2013年8月までトロント公演が上演され、その後、北米ツアー公演が上演された。
2017年4月、オーストラリア・ツアー公演が発表され、クイーンズランド・パフォーミング・アーツ・センター内リリック・シアターで開幕し、シドニー・キャピトル・シアターで1シーズン上演されたあと、アデレード・フェスティバル・シアターに移行した。
オズの大魔法使い役にアンソニー・ウォーロウ、北の良い魔女グリンダ役にルーシー・デュラック、西の悪い魔女役にジェマ・リックスが配役された。
1900年に発表された原作『オズの魔法使い』の作者ライマン・フランク・ボーム自身により、1902年、『オズの魔法使い』として初めてミュージカル化された。
悪い魔女やトトが登場せず、新たな登場人物が加えられるなど、原作を大まかに基にしている。
シカゴで初演され、翌年ブロードウェイでも成功を収め、その後9年間におよぶツアー公演も行なわれた。
1939年、より原作に近い脚本で『オズの魔法使』として映画化された。
大成功を収め、アカデミー賞においてアカデミー歌曲賞およびアカデミー作曲賞を受賞し、毎年テレビ放送もされるようになった。
何度もミュージカル化されているが、映画使用楽曲を用いているのは2作品のみであった。
1945年、フランク・ガブリエルソンが脚本を担当し、セントルイス・ミュニシパル・オペラが『オズの魔法使い (1945年のミュージカル)』を上演した。
小説を基にしているが、映画版の影響も受けている。
音楽のほとんどが映画で使用されたものであった。
1987年、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが映画の曲のほとんどを使用し、ジョン・ケイン脚本による、より映画版に近い『オズの魔法使い (1987年のミュージカル)』を上演した。
どちらも成功を収め、アメリカ、イギリス双方で何度も再演されている。
アンドルー・ロイド・ウェバー 本作はアンドルー・ロイド・ウェバーにとって18作目のミュージカルとなった。
1965年、『The Likes of Us 』でウェバーはティム・ライスと初めてコラボレートしていた。
2作目となる『ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』、のちにヒット・ミュージカルとなる『ジーザス・クライスト・スーパースター』と『エビータ』のコンセプト・アルバムへと続いた。
以降、エリザベス2世生誕60周年でのスペシャル・コラボレーション以外、1986年の『Cricket 』までそれぞれが他の者とコラボレートしていた。
『オズの魔法使い』開幕にあたり、ライスとウェバーにとってウエスト・エンドでの上演は30年以上ぶりとなった。
ウェバーと演出家のジェレミー・サムズは1939年の映画版を基にミュージカルを製作し、ライスとウェバーは映画の使用楽曲に新曲を加えた。
2010年、ウェバーは『デイリー・メイル』紙に「映画版をミュージカル化するにあたり、映画版では2人の魔女が歌っていないなど曲の追加…
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