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▼概要
SDGsという良識が共通言語となり、再生可能エネルギーへの転換や気候変動への具体的な対策が地球全体の目標として定着する一方で、エネルギーという分野は科学技術や環境だけでなく、政治・経済や安全保障をはじめ、各国の生々しい利害と切り離すことのできない複雑で解決困難な問題をつねに孕んでいます。
一筋縄では解けないエネルギー問題を私たちが自分事として引き受けていくためには、どんなアプローチが必要なのか。国際環境経済研究所理事・主席研究員の竹内純子さんをお迎えし、利権やイデオロギーにとらわれず、幅広い観点から検討します。
▼出演
竹内純子(NPO法人国際環境経済研究所理事・主席研究員)
宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)
▼日時
2022年4月12日(火)
ハッシュタグは #遅いインターネット会議
▼登壇者プロフィール
竹内純子(NPO法人国際環境経済研究所理事・主席研究員)
専門はエネルギー・温暖化政策。慶応義塾大学法学部法律学科卒業後、東京電力株式会社入社。主に環境部門を担務。2011年の福島原子力発電所事故を契機に独立の研究者となり、国連気候変動枠組条約交渉に10年以上参加するなど、エネルギー・温暖化政策の提言に取り組む。
内閣府規制改革推進会議やなど多数の政府委員や、東北大学特任教授を務め、2017年9月に「エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ」(日本経済新聞出版社、編著)を上梓したのを契機に、スタートアップと協業したエネルギー変革に取り組むU3innovations合同会社を創設。政策とビジネス両面から持続可能な社会への転換を目指す。
2021年11月には、「エネルギー産業2030の戦略 Utility3.0の実装」(日本経済新聞出版社、編著)を上梓。
司会:宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)
1978年生まれ。評論家として活動する傍ら、文化批評誌『PLANETS』を発行。主な著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、『母性のディストピア』(集英社)、『遅いインターネット』(幻冬舎)ほか多数。
▼遅いインターネット会議とは?
PLANETS編集長・宇野常寛が提唱する「遅いインターネット」計画の一貫として、政治からサブカルチャーまで、ビジネスからアートまで、さまざまな分野の講師を招き参加者と共に考える場を構築していきます。
新聞やテレビといったオールドメディアは物足りない、しかし今日の「速すぎる」インターネットの空疎さにも付き合いきれない。こうした読者の方へ、よりアクティブな学びを提供し、自由な問題設定と多角的な思考を共有することが目的です。
そのために日常の中に少しだけ、しかし確実に世の中とは近過ぎない、しかし離れすぎない中距離を置いた思考の場を用意しました。
ぜひ、毎週火曜日の夜は予定を空けて、自分の世界を少しずつ広げることに挑戦してください。
#竹内純子 #宇野常寛
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