経済産業省では、ロボットを導入しやすい環境、いわゆる“ロボットフレンドリー(ロボフレ)”な環境を実現するため、2019年に「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」を設置し、必要な取組を順次進めています。
その成果として、今般、三菱地所株式会社等が所有するオフィスビルの「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」と「大手町パークビルディング」において、自律的にエレベーターに乗り降りし、ドア(自動ドア、フラッパーゲート)をも通過しながら、搬送や清掃を担う複数種類のロボットが導入されました。
人間の生活上エレベーターやドアの存在は当たり前ですが、実はロボットがそれらを経由して移動することは非常に難易度が高いです。ロボットが施設内を自律的に縦横無尽に移動するカギが、ロボットがエレベーターやドアと通信連携することです。これがロボフレ環境の取組の一つです。
その模様を広くお届けするべく、令和4年1月25日(火)に経済産業省と三菱地所株式会社の共催で、メディア向けにお披露目会を開催しました(「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」にて開催)。
お披露目会では、多くのロボット関連のアニメにご出演なされている人気声優の関智一さんとトークセッションを行いました。実際にサービスを体験して感じた印象、これまで演じてこられた中でのロボットに対するイメージ、ロボットに対して人々の寛容性を醸成していくために必要な取組等、これまでの声優としてのご経験を交えて、一般消費者目線で、ロボフレ環境の実現をより一層加速させていくためのヒントを沢山いただきました。是非、ご覧ください!
0:00 オープニング
0:34 トークテーマ① ロボットフレンドリーな環境・まちづくり
6:28 トークテーマ② 見学会を終えて感じた未来
13:26 トークテーマ③ 声優から見た人とロボットの関係性
28:25 トークテーマ④ まとめ(ロボットフレンドリーな未来)
※関智一さんには、2021年に経済産業省及びNEDOで開催した「World Robot Summit2020(WRS)」のオリジナルキャラクター「パットくん」役の声優を務めていただきました。この「パットくん」はWRS2020の任を終え、今後は経済産業省によるロボット政策推進のシンボルとして引き続き活躍していきます!
【プレスリリース】
https://www.meti.go.jp/press/2021/01/20220125002/20220125002.html
担当課室:製造産業局ロボット政策室
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