【福井県福井市】都道府県庁所在地の街の魅力や歴史をGoogle Earthで空から解説 県内の約3割の人口を占める不死鳥の町 恐竜・桜・水辺が魅力の歴史ある城下町【一乗谷朝倉氏遺跡・福井城など】
その他、地理系のランキングや、街並みと解説、旅行系の動画も投稿予定です。
チャンネル登録はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCxmR1noBsJGzu-aBvUd35Ig
#地理#雑学#歴史#福井県 #福井市 #交通#観光 #空撮#グルメ
================================================================================
福井県福井市は、北陸地方の西部に位置し、日本海に面した福井県の県庁所在地であり、政治・経済・文化の中心地です。戦災や震災からの復興を遂げた「不死鳥のまち」として知られ、豊かな歴史遺産と水辺の自然、そして2024年の北陸新幹線開業による発展が特徴です。
地理・自然・気候
位置・地形・自然
福井市は福井平野の中心にあり、西は日本海(越前海岸)、東は越美山地などの山地に囲まれています。市の面積の半分以上を山林が占めています。
河川: 市の中央を足羽川(あすわがわ)、北方を九頭竜川(くずりゅうがわ)、西方を日野川(ひのがわ)が流れ、これら三大河川が合流して日本海に注ぎ、豊かな水資源を提供しています。
海岸: 西側の越前海岸は、越前岬など岩礁や断崖が続く荒々しい景観が特徴で、越前加賀海岸国定公園に指定されています。
気候: 日本海側気候に属し、年間を通して湿度が高く降水量が多いです。冬はシベリア寒気団の影響で降雪量が多いのが特徴です。夏は内陸性で高温になる日もあります。
行政・人口・歴史
行政・人口
福井市は福井県最大の都市であり、2019年からは中核市に移行し、行政サービスを拡充しています。
行政: 福井城の本丸跡に福井県庁が置かれ、県の行政の中心となっています。
人口: 人口は約25万人で、県人口の約3割が集中しています。高い教育水準と充実した子育て環境から、「住みよさランキング」で常に上位に評価されています。
歴史
福井の歴史は、戦国時代と江戸時代の城下町、そして近代の災害からの復興に集約されます。
中世(朝倉氏の時代): 市の南東にある一乗谷(いちじょうだに)に戦国大名の朝倉氏が五代約100年間にわたり城下町を築き、繁栄しました。この町は「一乗谷朝倉氏遺跡」として、当時の姿をほぼ完全な形で残しています(特別史跡など)。
近世(城下町の発展):
朝倉氏滅亡後、柴田勝家が現在の中心部に北ノ庄城を築き、城下町の基礎を整備。
その後、徳川家康の次男結城秀康が藩主となり福井城を築城。地名が「北庄」から「福居」、そして「福井」へと改められました。
幕末には、名君、松平春嶽(松平慶永)が橋本左内や由利公正らを登用し、藩政改革を行い、日本の政局に大きな影響を与えました。
近代(不死鳥の復興): 1945年の福井空襲、1948年の福井地震という二度の大災害で壊滅しましたが、市民の力で奇跡的な復興を遂げ、「不死鳥のまち」として再出発しました。
交通・都市計画・景観
交通
2024年3月の北陸新幹線開業により、交通アクセスが一変しました。
新幹線: 福井駅に新幹線が乗り入れ、東京駅まで最速約2時間51分となり、首都圏とのアクセスが大幅に短縮されました。
在来線: 北陸本線はハピラインふくい線に、ローカル線としてJR越美北線があります。
私鉄: 市内には路面電車と鉄道を運行する福井鉄道(福武線)と、勝山・永平寺方面、三国・芦原温泉方面を結ぶえちぜん鉄道があり、市民の足として機能しています。
道路: 北陸自動車道の福井IC、福井北ICがあり、広域交通を支えています。
都市計画・再開発・公園
新幹線開業を最大の好機として、駅周辺を中心とした再開発が進められました。
再開発: 福井駅周辺では、駅前広場の整備や商業・業務複合ビル(ハピリン、くるふ福井駅など)の開発が行われ、都市の玄関口機能が強化されました。
公園:
足羽山公園: 市民の憩いの場である山全体を利用した公園で、動物園や遊園地、展望台があり、春には桜の名所として賑わいます。
足羽川河川公園: 市の中心部を流れる足羽川沿いの堤防は、桜の名所100選に選ばれた桜並木が続き、市民の憩いの空間となっています。
景観: 福井城址の堀や石垣、足羽川の水辺空間、越前海岸の自然景観など、歴史と自然が調和した景観の保全と創出に力が入れられています。
産業・文化・教育・豆知識
産業・名産
製造業と伝統工芸、豊かな農水産物に支えられています。
産業: かつての基幹であった繊維産業の技術を活かし、現在は化学工業や機械産業が発展しています。
名産:
越前がに: 冬の味覚の王者。
越前おろしそば: 地元の蕎麦粉を使ったソウルフード。
羽二重餅: 絹織物の羽二重にちなんだ、柔らかな餅菓子。
文化・教育
文化: 伝統的な能楽文化が根付くほか、一乗谷朝倉氏遺跡を中心とした歴史文化の継承に力を入れています。
教育: 福井県は全国学力・体力調査でトップクラスの成績を誇るなど、教育水準が高いことで知られています。手厚い子育て支援とともに、都市の魅力の一つとなっています。
観光・グルメ・イベント・娯楽
観光: 一乗谷朝倉氏遺跡が最大の歴史観光地です。春の足羽川の桜並木や、冬の越前海岸の越前がにも有名です。
グルメ:
越前おろしそば、ソースカツ丼が二大ソウルフードです。
冬の水ようかん(こたつで食べるのが定番)や、油揚げの消費量が多い独自の食文化があります。
イベント: 夏には復興を記念したフェニックスまつりが開催され、賑わいます。
豆知識・雑学
油揚げ消費量No.1: 福井県は、家計調査で油揚げの年間購入額が全国で最も多いことで知られています。
恐竜王国: 福井県は恐竜化石の産出量が多く、福井市は「恐竜王国ふくい」の玄関口として、駅前などに恐竜のモニュメントがあります。