1日数個しか取れない幻の“赤ウニ” 漁師激減のピンチの中でブランド化を目指す漁師たちの挑戦に密着 その背景には元公務員の若手海士による緻密な戦略が!?

日本一細長い半島として知られる四国最端 の定崎半島。その長さはおよそ40km。 この大部分を占めているのが今回の舞台町 です。 下側は瀬戸内会、南側は上海に面したこの 地域は行業が盛日 やアワビなど豊かな解散物に恵まれている んですが、伝統の量で捕獲する幻の高級 食材 調査するのはああ [音楽] 12345 [音楽] 678910 趣味は筋トレイテレビアナウンサーの坂田 総一 伝統の量について手がかりを掴むためやっ てきたのは定崎半島ミュージアム。 ここは定崎半島の歴史や文化が学べる博物 館で貴重な資料がおよそ2万3000点。 この中には お何か正面に海関係のなんかようなものが見えてきたんですけど、かや網など量に関する道具がずらり。ここに何やら気になるパネルを発見。男性が映った写真に書かれているのは天市。 天さんとはこれ一体何でしょうか? はい。 えっと、天さんたちはですね、あの、もう体 1つで、 あの、海の中潜ってて、磯の中に潜むサとかありとかを取る。ま、あの、そういうス相量の漁師さんたちなんですが、 相料といえば全国的には女性の天さんが有名ですが、方町では昔から男性の天市によるス相繰りが主流。 [音楽] 天市は田崎半島の先端部分御崎地区にいるそうです。やっぱり大きな船ですね。 [音楽] すいません。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 はい、 失礼いたします。 [音楽] 船に寄せてもらい移動すること 15 分。するとウエットスーツに身を包んだ男性甘しを発見。 今潜っていきました。 で、手には多分 何かを入れるであろう網みたいなものも 持っていますし、槍のようなものを持って ますね。あ、今潜っていきましたかね。 黄色い浮屋輪のようなものをから手を外し て潜っていきましたが。 あ、今戻ってきました。 どうですかね?何か手に持ってますかね?あ、今なかったということで海がけている日以外はほぼ毎日 [音楽] 7 時間ほど量に出るという。冬は生子、春はアワビやサザエなどを取っているのですが、今回探している幻の高級食材が取れるのは夏から秋にかけてのこの時期だけ。 [音楽] [音楽] あ、今潜っていきました。今潜っていきましたね。水中に潜っておよそ [音楽] 1分すると。 あ、戻ってきました。手に何か持ってますね。あれが幻なんですかね。すいません。それ手に持っているものは何ですか? 天さんが手に持っているもの。 それは これ赤ウですね。はい。 これそがイ田町が誇る幻の高級食材赤ウ。実は国内で赤ウが生息しているのは西日本の限られた地域だけ。 御崎地区では毎年 8月からの3 ヶ月間だけ量が解禁され、天さんが相丁寧に取っているんですが、この地域の赤う、最大の特徴が、 これが、ま、うちで取れるその 1番サイズの小さいくらいのウですね。 で、えっと、明らかにサイズ感が違うと思うんですけど、こっちの大きいやつ 9.5cmくらいあると思うんですよね。 これが9.5cmもあるんですか? もう重みが34倍くらい違うんで 本当にこれはもうここでしか食べられないようなサイズ感です。普通のサイズに比べてその大きさはなんと [音楽] 3 倍以上。瀬戸内会と太平洋の海流が混ざり合う御崎の海は塩の流れが早く栄養豊富で赤ウの餌となる黒目と呼ばれる海装が多く生えています。 [音楽] [音楽] こうした恵まれた環境のもで巨大な赤が 育つのです。 [音楽] これまでは県内の松山市場や関西地方の 市場に出荷していた赤を去年御崎の赤ウ ガナとしてブランド化 より多くの人に知ってもらうべく関東地方 にも反炉を拡大インターネットでの販売も 行っているんですがその期間は赤ウが旬を 迎える2ヶ月間だけ 商品名にもなっているガイ 実はこの地域の方言なんですが、どんな意味かわかりますか?ガイナって何ですか? [音楽] ガイナとはあの地域の方言で大きいとかすごいっていう意味を表す言葉なんですけど、 その名の通り値段も毛ガイナー 1粒の値段はなんとおよ 1000 円。まさに幻の高級に。でもこれを取る天さんはかなりの体力仕事で 1日に100 回潜水を繰り返す感じですね。はい。 100 回も潜られるんですか? そうですね。はい。ま、大変な仕事ではあるんですけど、頑張れば頑張った分だけ自分たちの収入に直結するんで、 ま、あの、その分そのやりがいのある仕事かなと思いますね。 [音楽] 年間を通じて天市は様々な解散物を取っています。その中でなぜ赤ウをブランド化しようと考えたのか。詳しいことを知るのが [音楽] みの赤ウガイナ 5 年前に町に来た天の小崎たけさん。 出身はどちらですか? 元々まじ愛江愛媛県内ではあるんですけど、イていう自治体。 以前は佐賀県の職員として水産関係の仕事をしていた小崎さん。天市に天津を決めたのは肌で感じた漁業のピンチでした。 [音楽] 特にコロナ禍とかで地方がですね、疲弊し てるところを間近で見てった中で切内会の 沿岸の各地でやっぱり30年前くらいに ピークを迎えて許客量がですね。で、そっ からガクっと下がってきて魚格量も業者数 もかなり減ってきてるような状況で 高齢化が進み町の漁師の数は1988年を ピークに年々減少。ここで 地元への共同愛というのもすごく強かったのと、あの当事者として役立ちたいなと思ってうん。 漁師になろうと 小崎さんが選んだ場所は地元愛江愛媛県の中でも特に栄養化の高い漁場として知られるイ方町の御崎地区。環境に優しいスぐりという漁に惹かれ未経験ながら天の道へ進むことに。 最初はやっぱりその親方の元で修行をして たんですけど、ついていくので精杯で最初 の1年目は本当にもうガムシラに頑張る だけ頑張って潜れる時は潜長く 潜ってどれだけ努力量でその示せるか地域 の信頼をつめるかかっていうところで 自身もとして海の資源を取っていく中漁業 改革の切札とし して目をつけたのが赤ウでした。 地域の貴重な収入なんで、その指命感というか、 こんなにそのいいものがあってその量も取れるのにこの単価じゃあダめだろうっていう思いから 当時安く販売されていた赤ウを適正な価格で取引できれば量子の収入を上げられるはず。しかしそのためには大きなサイズの赤ウを安定して取り続ける必要がありました。 そこで小崎さんは小さな赤ウを取らないようにしようと呼びかけたのです。当時を知るベテラン天市は ああ、ちょっとこれは厳しいかなって最初は正直思 [音楽] はい。 で、やっぱそれぐらいせんかったら 後にやっぱ嫌が残らのかな。 魚格量が減ると収入も減るため中には南色を示すも。 それでも小崎さんにはある秘作が。 ここで問題。 天市の皆さんに納得してもらうため小崎 さんが行ったことがあります。 それは一体何でしょう? [音楽] あることっていうのは一体何ですか? はい。ちょっとこちらを見ていただきたいなと思うんですけど。 はい。ええ、 赤にはですよ。誰がどの怪域でどれくらい のサイズのやつを取ったかっていうのを1 個1個測ってデータにまとめました。 そうが取った赤ウを大きさごとに集計。 データにして見えるかしたんです。すると データ取ってみるとですよ、あの小さい ものの割合ってもうほんの5%とか6% ぐらいしかなかったんで、これ小さいの 取ってるのが非常にもったいないよと。 ここを一部だけでも取らないようにして将来取る資源に回しませんか?ただ最終的には資源管理って 100% 確実な結果って多分出ないんですよね。最終的なものは自分たちのその経験やで判断をしないといけなくてそれはみんなの話し合いの場で小さいのは取らないっていう決まり にできました。 小崎さんが収集したデータは天さん同士で赤ウの捕獲に関するルールを話し合う際重要な資料になったんです。 小崎さんが来た時の印象はどうでしたか? いや、正直何日に来たやろうか。 へえ。 最初はね。 うん。 本当にすごいよ。 知識もあるし若いしで行動力もあるしいい若い人が来て本当にこのみ崎の繁栄に本当人力尽くして本当ありがたい思ってます。うん。 [音楽] 天さんの意識改革によって実現した赤ウのブランド家。 [音楽] 1粒1000 円の高級品には加工にも美味しさの秘密が。 [音楽] あのこちら今たくさんウニが並んでますけどこのウが今から加工するウですよね。 そうですね。 あの、ブランドカー大将の、ま、大きい赤ウに関しては水上げした当日、あの、最高のセントでお届けするために加工してます。 確かに見てみましてもトの部分ですかね。動いてますよね。 はい。まだまだピンピン来てます。赤ウはなんと言っても風味が大切。トれたての美味しさを届けるため水上げしたらすぐに加工映え。ここで最初に行うのがああ、なるほど。 [音楽] もうマップ立つにかかって割っていくわけですね。 そうです。 専用の道具を使って赤ウの殻を割っていくのですが、この道具実は特品。 以前使用してたものがこれなんですよね。 で、歯の大きさ見てもらったら分かるんですけど、新しく作ったもの方が大きいんですよね。昔は小さいのを割るのに特化したウニ割キだったんですけど、今は大きいのを割りやすい割を特中しました。はい。 続いてウの身を取り出したら殻や消化などをピンセットで取り除きます。これは集中力いりますね。 [音楽] そうですね。 あの、こういう作業は機械ではできないんですか? やっぱあの、人の判断が結構大切なんですよね。あの、ウニは取るまでで半分、取って加工して半分でようやく製品になる。 そして最後にもう1 工夫が一般的にウニは瓶に詰めたりキ箱で販売されることが多いイメージですがみ崎の赤ウガイナーは このプラスチックの はい。 密閉容器に無転下のまま入れて [音楽] うん。 密閉してあったやつが商品になりますね。 へえ。 塩水につけて密閉することでウニの身が 崩れにくく取れての鮮度をキープしたまま 届けることができるんです。 こうした手間をかけ先の赤にガナとして 商品化されるのは大きさや色の良さの基準 を満たしたほんの人り [音楽] 全体の水上げの多分45%ぐらいしかいか ないかなと思いますね。 [音楽] こうした貴重な海の資源を次世代へつぐため新たに始めたことが 一方的に利益組から利益を示するだけじゃなくてできることがあるんじゃないかっていうことでを始めてます。ここで問題。 [音楽] 海への恩返しという思いを込めて若手の さんを中心に毎年海の日に行っていること があります。それは一体何でしょう? 小崎さんにその様子を見せてもらうと スぐりしてますよね。 えっと、ぐりはしてるんですけど、サザとかアワビを取ってるんじゃないんですよね。 はい。天さんが取ったもの、それはペットボトル。天市の潜水技術を生かしてスモぐりで海底に溜まったゴミ拾いをしているんです。 [音楽] この清掃には地元の高校生も参加しゴミの 回収をお手伝い。水面からは分からない海 の環境を知る貴重な体験です。 自分たち普段そこを潜在 とかを取ってるんでもうどこに何が あるかっていうのは大体分かってるんです よね。うん。 海の恵を一方的に強授するんじゃなくて、海底の清掃とかをして少しでも漁場環境の保然全に役立ちたいなっていうところで海底清掃がしてますね。 になって5 年現場を経験した小崎さんが目指すものは、 まだまだそのゴールには達してなくて途中地点でしかないんでいい赤ウが継続して取れる漁場を守っていきたいていうのと幸いにも販売自体はかなり好調なんですよね。 この販売を継続してやっぱさんの収入 を上げたい。しっかり上げて貴重な収益源 としたいっていうのがあの目標なんで、 まだまだやることはいっぱいかなと思って ます。 外から来た移住者の意識改革によって希少 な海の資源は地域の宝に伝統の天市の世界 に新たな風が吹き始めています。

今回の舞台は、四国最西端・佐田岬半島の愛媛県伊方町。
半島の先端部分・三崎地区では、
海士(あまし)と呼ばれる男性による素潜り漁が行われているが、
8月からの3か月間だけ漁が解禁されるのが…赤ウニ!
その大きさは通常の約3倍!
去年「三崎の赤ウニ がいな」としてブランド化され、
1粒の値段は約1000円の高級品!
赤ウニに目を付けたのは移住してきた若手海士。
漁師の収入アップのための意識改革が!

〇西乃風ブラン堂〇
毎日放送(MBS)にて毎週月曜深夜0時59分から放送中

■西乃風ブラン堂番組公式サイト■
https://www.mbs.jp/nishinokazebrand/

#愛媛 #佐田岬半島 #伊方町 #赤ウニ #素潜り漁

Write A Comment