御嶽の鏡岩みたけのかがみいわ 国指定特別天然記念物 埼玉県神川町二ノ宮 2025/05
[Music] We are [Music] deep. [Music] Hallelujah. [Music] I hope you [Music]
御嶽の鏡岩(みたけのかがみいわ)、埼玉県神川町二ノ宮の金鑚神社の奥、
御嶽山中腹(標高約280m)にある、高さ約4m・幅約9m、北向き30°傾斜の
巨大な「断層鏡肌」で、表面が鏡のように磨かれているのは、約1億年前の
八王子構造線を構成する断層活動で、地中深部で岩の両側面が摩擦され光
沢が生じ、その後露出したためと考えられる。
断層鏡肌は、断層運動による強い摩擦で岩盤面が滑らかに磨かれた地質形
態。日本では小規模での確認が多い中、国内最大級の露出例となる。
岩質・特徴、赤鉄石英片岩で、光沢とともにスクラッチ痕(断層擦痕)も
観察できる。断層運動の方向や動きを解析する資料として価値が高い。
地質背景、八王子構造線は関東山地と関東平野の境界に位置し、この露頭
はその形成過程を今に伝える貴重な標本である。
音楽
夜明けの庭 by のる DOVA-SYNDROME