夜に泣く石――掛川に語り継がれる「夜泣き石」の伝説と静かな祈り
静岡県掛川市旧東海道の南所さ左の中山 かつて旅人たちが生き勝ったこの峠に ひっそりと佇む1つの石がありますなお 夜き石と言います 時は江戸時代ある日今日へ向かう途中の 妊婦が峠道で山族に襲われ命を落としまし たけれどそのお腹から生まれた赤ん坊は 奇跡的に一名を取り止めたと言います 人々が駆けつけた時赤子の鳴き声はなぜか 近くにあった石からも聞こえていた赤ん坊 は近くの救園寺のお尚に引き取られました は子育て雨と呼ばれる水雨を与え優しく 育てたと伝えられていますこの雨は今も この地で手作りされ旅人や地元の人々に 親しまれています そしてもう1つこんな話も残っています あまりの悲しみに共鳴した攻防大使が石に ナ網ダ打仏の文字を刻んだというのです 現在夜石は2箇所に祭祀れています1つは 峠の入り口にある石皮と祠もう1つは 旧園寺の形態にある苦養の石どちらもしけ さの中に訪れる人の祈りがそっと行きづい ています ただの石ではない誰かの無念誰かの祈り そんな人の思いが宿る場所だからこそ静か に語り継がれてきたのかもしれません
静岡県掛川市・東山に伝わる「夜泣き石(よなきいし)」の伝説をご紹介します。
小夜の中山(さやのなかやま)峠の旧東海道沿いにたたずむ石に、なぜ“夜な夜な泣き声”が聞こえたのか――。
江戸時代、山賊に襲われた妊婦と、生まれた赤子にまつわる悲しくも優しい物語。
弘法大師(空海)の伝説や、子育て飴の由来など、地元の信仰や歴史もあわせてご紹介します。