令和7年賀来神社新春奉納神楽 国分神楽社『天岩戸開』
令和7年1月2日に大分市賀来の賀来神社で奉納された、浅草流国分神楽社の神楽『天の岩戸開』です。
天の岩戸開きとは、弟神の素戔嗚尊が天上界での悪戯の数々に怒った天照大神が天岩戸に閉じこもり、世の中が暗闇に包まれたので、思兼主命が八百万の神々を天の安原に集め、知恵を絞り天の香具山の榊を岩戸前に飾り付け、天鈿女命が踊り狂い、八百万の神々の笑いを誘い、何事かと岩戸をそっと開け外の様子を覗き込んで明かりが漏れ隙間が空いたところを、岩戸脇に隠れていた手力男の命がすかさず岩戸をこじ開け、天照大神を外にお出で頂き再び世の中に明かりを取り戻す神話の舞です。