歴史と味覚が百花繚乱の都”武田信玄公のお膝元でいま蘇る”美酒に酔い、郷土を味わい、戦国の世を偲ぶ旅行
甲府の名物といえば言わずと知れた”ほうとう”ですが、甲府の気候を生かしたワインもまた有名です。その両方が一緒に味わえる完熟屋さんから、旅は始まりました。次に訪れたのはマンズ・ワインの勝沼ワイナリー。日本ワインのメッカである勝沼町は、2005年に塩山市・大和村と合併して甲州市になっています。ワインのテースティングでほろ酔い気分になった後は、徒歩5分の古民家にて宿泊。(この素晴らしい宿については、別の動画で詳しく取り上げる予定です。)翌朝は、夕食にいただいた美味しいお味噌の味を求めて五味醤油さんへ。併設されたカフェTaneで一服してから、武田信玄の愛した乾徳山 恵林寺へと向かいました。京都の寺院に勝るとも劣らない堂内をゆっくりと拝観し、最後に寄ったのが恵林寺の山門近くにある恵雲堂2階のKeiun Cafeさん。異世界のような雰囲気の中で、おいしいコーヒーとスイーツをいただき、今回の旅を終えました。
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【恵林寺】https://erinji.jp/
乾徳山 恵林寺は、山梨県甲州市に位置する臨済宗妙心寺派の寺院で、武田信玄公の菩提寺として知られています。1330年に夢窓疎石禅師によって開山され、戦国時代には武田家の祈願所として栄えました。境内には、国の名勝に指定された夢窓疎石作庭の庭園が広がり、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。また、重要文化財に指定されている三門は、徳川家康公が寄進したもので、「三門焼き討ち」の故事にまつわる歴史的な建造物です。恵林寺では、一般の方々も参加できる坐禅会や茶の湯教室などの体験プログラムが開催されており、禅の精神に触れる貴重な機会を提供しています。歴史と自然が調和した恵林寺で、心安らぐひとときをお過ごしください。
【完熟屋】https://kanjyukuya.jp/
甲州ほうとう 完熟屋は、山梨県甲州市塩山赤尾に位置する、築120年の古民家を利用した郷土料理店です。店内は落ち着いた雰囲気で、地元の新鮮な食材を使った料理を提供しています。特に、自家製味噌と農場直送の野菜を使用した「野菜ほうとう」は、秘伝の配合でじっくり熟成させた味わいが秀逸な一品です。また、山梨の豊かな湧水で育てられた「甲斐サーモン」の刺身や、自家製の鶏もつ煮など、地元ならではの料理も楽しめます。地元の食材を活かした料理と、古民家の趣ある空間で、心温まるひとときを過ごせるお店でした。
【マンズ・ワイン勝沼ワイナリー】https://mannswines.com/winery/katsunuma/
1962年に創業した山梨県甲州市の老舗ワイナリーで、日本固有のぶどう品種である甲州種やマスカット・ベーリーA種を用いた高品質なワイン造りで知られています。2020年春にはショップ棟をフルリニューアルし、美術館のようなラグジュアリー感あふれる空間で、常時約20種類の有料テイスティングを楽しむことができます。また、通常非公開の地下セラーを見学できるワイナリーツアーも実施しており、ワイン造りの工程や歴史を学ぶことができます。何百本ものワインが並んでいる姿は、それだけで圧巻でした。
【五味醤油】https://yamagomiso.com/
山梨県甲府市にて1868年(明治元年)に創業した老舗の味噌醸造会社です。創業当初は醤油の製造も行っていましたが、現在は味噌と麹の製造販売に専念しています。同社の代表的な製品である「甲州みそ」は、米麹と麦麹を組み合わせた独特の製法で作られており、まろやかでコクのある味わいが特徴です。また、無添加の天然醸造にこだわり、昔ながらの木桶で半年から10ヶ月かけてじっくりと発酵・熟成させておられるそうです。元醤油蔵を改装したカフェ「AKITO COFFEE Tane」も併設されており、お洒落で且つ寛げる空間でした。
【恵雲堂 Keiun cafe】https://niauhaus.jp/?p=17248
恵林寺の山門脇に位置するびっくりするほど居心地のよいカフェです。店内は、アジアンテイストのアンティーク雑貨や和食器が並び、独特の雰囲気を醸し出しています。窓からは恵林寺参道の緑が望め、季節ごとに異なる景色を楽しめるでしょう。恵林寺参拝の際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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