【日本の城】美濃国三井城 令和6年(2024) 晩秋

2024年の10月下旬、岐阜県各務原市にある三井城址(みいじょうし)を訪れました。
築城年代等は不明ですが、古くから砦が築かれ、戦国時代には山城となっていたようです。

木曽川を見下ろす標高108mの三井山に築かれた山城で、
北は稲葉山城、南は尾張国を一望できる要衝でしたが、
天文17年(1548年)、尾張の織田信秀(織田信長の父)に攻められ落城し、
廃城になったと考えられるようです。

現在、城址の本丸跡には御井神社が建っていますが、
本丸跡からは周囲の眺めがよく見えます。
本丸と第一曲輪から第三曲輪の曲輪が残っているようですが、
第二・第三の曲輪は草木が生えており、曲輪の範囲についてよく分かりませんでした。

西の登山口には北ルートと南ルートの登山道がありますが、
北ルートは水道関係の施設で改変が激しいので、
南ルートからの登城をお勧めします。

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