02-01民俗芸能祭り「巻おいとこ踊保存会 巻おいとこ踊」 – なかだの秋祭り- 宮城県登米市2024/10/26

登米市では民俗芸能を守る団体が多い街です。
今回は「民俗芸能祭り」ステージの、巻おいとこ踊保存会さんの「巻おいとこ踊」の様子です。

おいとこ踊りは江戸時代に関東近県の農村部にて浸透していた「小念仏の踊唄」です。
「白枡粉屋踊」が元になったと言われ、修行中のお坊さんが、休みに立ち寄った茶屋の名が由来だそうです。
(現在の千葉県匝瑳市のあたり)
立ち寄った茶屋の娘に一目惚れし、修行明けに再び会いたいと思ったが既に亡くなっており、娘を偲んだ唄が作られました。
それに踊りが付いて、広まっていき、歌は歌い出しの歌詞から「おいとこ節」、踊りを「おいとこ踊り」と呼ばれました。

これを千葉県の印旛沼の干拓工事従事の為、伊達藩を始めとする諸大名から派遣された農民が覚え、地元に広めたと言われています。
「巻おいとこ踊」として、定着したのは明治初期。
一時廃れたものの、2年の準備期間を経て1992年に保存会が発足。
現在ではイベント等にて披露されています。

他のステージの様子は以下の再生リストに追加予定です。

宮城県北部の登米市中田町で開催された「なかだの秋まつり」。
「農業祭」「文化祭」「商工祭」「福祉祭」と4つの祭典が纏められ、芸術の秋や食の秋が楽しめます。
中田町は「仙台牛」の元となったブランドの一つ、「中田牛」の産地でもあります。

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のる- 秋

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