オロロンロードを沿いを疾走した羽幌線急行「はぼろ」。廃線となった国鉄路線の乗車記録
乗車紀行として、昔の列車の旅を紹介してきましたが、今回は、今は亡き羽幌線を走っていた、急行「はぼろ号」です。
この急行列車は、札幌駅から13両編成で運転されますが、先頭5両が「大雪3号」石北本線網走行き、中間4両が「紋別号」宗谷本線、名寄本線線経由遠軽行き、後部が「はぼろ号」留萌本線、羽幌線経由幌延行きでした。
所謂3階建急行と言われる伝説の急行列車でした。
私は「はぼろ号」で深川から幌延まで乗車しましたが、当日は列車が遅れていて、羽幌線内で回復運転を実施、その結果、深川から幌延間で、宗谷本線経由の宗谷号よりも所要時間が短く、急行はぼろのポテンシャルを実感しました。
現在、羽幌線が走っていた海沿いはオロロン街道と呼ばれ、有効明媚な国道として有名です。海沿いなので、線形も良く、かつ走行距離も短いので、稚内に向かう主力ルートとなっています。実際に、稚内と札幌を結ぶ高速バスは、この羽幌線が走っていた区間を走っています。
羽幌線は1987年、名寄本線は1989年に廃線。こんな急行列車が走っていた事を知ってもらえれば幸甚です。
乗車日 1983年8月10日
再訪日 2024年9月14日
2024年9月17日
ナレーション
音声読み上げソフト音読さん
動画編集
Lightworks
フリーBGM
甘茶の音楽工房
https://amachamusic.chagasi.com/
2つのヴァイオリン
まんぼう二等兵
http://www.manbou2ndclass.net/p/index.html
ワスレナグサ
資料
・JTB時刻表1984年6月号
・国鉄全線全駅
読み乗り2万キロ 全駅5175駅案内
(主婦と生活社)
KMLファイル作成
「MAXのブログ」さん
国土数値情報ダウンロードサイト
地理情報分析支援システムMANDARA10
補足写真
2016年11月19日撮影 留萌本線
2024年9月14日撮影 船場公園
2024年9月14日撮影 沿岸バス
1984年8月10日撮影 名寄本線
1984年8月10日撮影 急行「ノサップ」
2023年9月11日提供 古丹別バス停
2024年9月14日撮影 羽幌バスターミナル
2024年9月14日撮影 特急「はぼろ」
2024年9月14日撮影 羽幌市街
1986年8月19日撮影 中湧別駅
1984年8月10日撮影 急行「紋別」
2024年9月17日撮影 幌延駅
「日本の車窓・雨男の紀行文」
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurume
#羽幌線 #急行はぼろ #はぼろ #3階建急行 #急行大雪3号 #急行紋別 #紋別 #幌延 #留萌 #羽幌 #国鉄 #廃線
5 Comments
羽幌線を走っていた伝説の急行はぼろ号。
石北本線経由の大雪3号、名寄本線経由の紋別を併結した13両編成の急行列車でした。
羽幌線、乗りたかったなぁ。
動画作成ありがとうございます。懐かしさを感じます。自分は82年の高校生の夏休みに初めての北海道を全線完乗を目指して回りました。はぼろ号には乗車しませんでしたが、時刻表に表示のある天売号に乗車しました。増毛行った後に留萌から幌延まで乗車。しかし夏休みで海水浴客が多く確か増結されてましたが留萌→羽幌は混雑でデッキにいました。その後廃止されレンタカーで沿岸を走った時は、なんで廃止になったんだろうと寂しく感じました。また3階建ての大雪号は末端区間で乗りました。なんで札幌から大回りの需要あるのかなんて思いました。今思えば夢のある路線や列車が数多く楽しかったです。
懐かしい。
稚内までの延長が要望されていました
急行はぼろですが、旧羽幌駅を出るとまるで回送列車のようだったそうです。鉄道ジャーナル誌でルポをされていたときに載っていました。結局この列車は羽幌からの札幌への列車だった。一番混んでいたのは留萌までだったそうであとは下車される一方のようだった。