山代温泉を代表する祭事「菖蒲湯祭」は薬王院温泉寺に加賀越前の密教の中心道場として多くの修験者たちがあつまり、その年の厄にあたる若者の厄払いをするため菖蒲を刈り取り、俵に詰めて無事息災の祈願を行ったことが起源といわれています。しかし、現在はその意味も「アリガタミ」も薄れてしまい、中学生や小学生が露天商を目当てに集まるだけの、空虚で瞬間的な賑わいだけの祭りになってしまっている印象を受けます。菖蒲湯祭には、一年の無病息災を祈願して薬王院温泉寺に御参りにいきましょう。(写真撮影のための「場所取り」で喧嘩しているようではいけません。6分10秒から口喧嘩の声が聞こえてきます。)
( 平成21年6月4日撮影)

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