懐かしい町並 和歌山市里 和歌山県
里村は紀ノ川の右岸にあり、和歌山城下から北東3里の地で、紀州街道(大坂街道)の最初の伝馬所であった。古くは山口里村とよばれ、伝馬所には馬27疋所持していた。
天和2年(1682)の記録によると家数109・人数418。伝馬所を中心に町屋敷が免許されていた。
紀州では城下を除いて町屋敷が地子免とされたのは橋本町とこの山口町だけである。
紀伊続風土記(天保10年完成)では家数96・人数301とある。
今この里集落を歩くと、伝統的な様式の建物が連なり、廻りの集落とは異なる景観を見せている。平入り入り母屋造り、本瓦葺き中2階建てで格子戸・虫籠窓をもつ重厚な建物が見事に連なっている。建物は明治に入って建てられたものが殆どだろうが、伝統という見えない力が強く働いた結果の建物であろう。農村集落には違いないが、特異な様相の集落であった。
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音楽:中北音楽研究所
1 Comment
いつもありがとうございます。明治以降の建築、農村集落でありながら宿場町の雰囲気をもつ建物。お写真からも江戸時代からの伝統が感じられます。雨樋も自然で巴瓦も美しいです。☺