【温田駅:別れが迫る飯田線の木造駅舎④】黄昏時が似合う山間の天竜川沿いにある木造駅舎は特急列車が止まる無人駅。老朽化のため現在解体に向けて協議中。

温田(ぬくた)駅とは長野県下伊那郡泰阜村(やすおかむら)温田にあるJR東海飯田線の無人駅です。秘境駅として有名な為栗駅(してぐりえき)と田本駅に挟まれています。開業は1935(昭和10)年で、その後1955(昭和30)年に駅舎は改築され現在の姿となっています。

駅舎内には、以前はJAが運営していた売店がありましたが現在は営業していません。手入れが行き届いた木造ベンチがゆったりと配置してあります。ポストのような赤い箱がベルマーク入れとしてベンチ脇に置いてありましたが現在はありません。駅舎を出るとすぐに構内踏切が1箇所あります。

無人駅ですが、近くに阿南高校、阿南病院、阿南警察署といった公共施設が多く存在し、また阿南町への玄関口となっているため利用者は比較的多く(平成30年で225人/日)、特急列車も止まります。特急停車駅ですが自動券売機はなく、乗車後に乗車券または特急券を車掌から購入します。

温田駅の特徴は「片流れ屋根」です。これは、屋根が一方向だけに傾斜している形状の屋根で、最近の建売住宅などにもよく見られます。単純な平屋建ての平らな屋根に見えますが、当時としてはかなりモダンな形式だったようです。

この片流れ屋根の木造駅舎は、戦後の昭和20~30年代に流行してた建築様式ですが、建替えなどにより現存するものは全国的に見ても少なくなっています。

スロープの路面に手書き(黄色ペンキ)で行先案内が書かれているのも大きな特徴かもしれません。

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1 Comment

  1. 早速UPしてくださりありがとうございます
    まさに固唾を呑んで最初から最後まで視聴させていただきました
    あの頃が一気にフラッシュバックしました
    40年余前に この近くの高校に3年間通いました
    動画にうつっていた、当時あった駅前のいくつか小さな商店もみんな閉業し、更地にもなった店もあり、さすがに40年余というのは経ち過ぎているなと笑
    おばあちゃんが営まれていた本当に小さな駄菓子屋さんで、揚げたはんぺんを買ったり、部活帰りにカップ麺にお湯を注いでもらって食べたこと、、、
    青春の、甘酸っぱかったりピリ辛だったりする思い出が、この駅と周辺にギュっと詰まっています
    解体は検討中とのこと
    駅舎も自らも双方元気なうちに飯田方面から一度飯田線に乗車して温田駅まで行ってみたいと思いました
    ちなみに高校に通い始めた頃はまだ下駄電も走っていましたよ
    あの列車内の匂いも蘇りました
    嬉しかったです
    ありがとうございました

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