「餅もろたー」 顔を覆った男女が家々を巡り陽気に踊る 鹿児島・大和村で伝統行事「ムチモレ」
鹿児島県大和村湯湾釜で5日夜、「ムチモレ(餅もらい)踊り」があった。風呂敷やスカーフで顔を覆った男女が家々を踊り回り、餅をもらうと、「餅もろたー」と陽気な掛け声を月夜に響かせた。
防火や無病息災を祈願するため、毎年旧暦10月16日に行う伝統行事。大昔の大火で、水が足りず田んぼの泥で火を消したという言い伝えがきっかけとされる。「ムチモレ」は踊りの礼に餅が振る舞われることにちなみ、餅は消火に使われた泥を表す。