鉄道王国なのに電車が来ない町があった!?謎の神奈川県、鉄道空白地5選(横浜市、川崎市を除く)

東京と神奈川を分かつ、多摩川。 今日はこの川を渡って 鉄道王国・神奈川”の中に潜む、意外な空白へ向かいます。 今回の選定地はシンプル。 横浜市と川崎市は対象外。そして、周囲は鉄道にある程度囲まれているのに、肝心の最寄り駅が遠い”――そんなエリアを実地で確かめます。 神奈川県の心臓部・横浜駅を出発し線路のない神奈川”へ 「横浜から約15分。 京急・金沢文庫に到着です。 金沢文庫から逗子・葉山へは京急逗子線。終端駅までの短距離連絡で、横浜都心側とのアクセス補完を担います。 「最初の“鉄道空白地帯”の入口に到着。 「着いた駅は、逗子・葉山駅。 旧“新逗子”、観光ブランドとの整合と案内強化が狙いで改称された 「案内板を見ると“三浦半島、相模湾側の入口”。 三浦半島は東が東京湾、西が相模湾。 半島の2面性が交通導線にも影響します 「最初の目的地は徒歩だと遠いので、ここからはバス。 「逗子・葉山駅のバス乗り場は一つ——南口からアクセス。 鉄道空白はバス依存度が高いのが通例でここが今回の主要導線 「京急バス到着、乗り込みます。 乗車のバスは 逗子6系統 右手にこの地域のランドマーク、葉山御用邸 車窓に海岸線。海沿いのビューポイントです バス停は“大楠芦名口 近くに日本百低山の一つ「おおぐすやま」があり 入口がバス停名になっています 「時刻表を再確認。 およそ15分間隔くらい。 先程の逗子6系統は概ね15〜30分間隔レンジ。 本数が少ないが横須賀駅方面もあるようです この辺り一帯が“最初の空白地帯”。 すぐ近くにスーパー、 そして、緑に囲まれた住宅地。 そんな場所にあるバス停です 現在地は横須賀市・芦名。横須賀市の中心部は東京湾側にありこちらは駅の無い地域。 広い地図で見ると 「北西に“JR逗子・京急線の逗子・葉山駅”。 東側はJR衣笠、京急・北久里浜駅 南は京急線・三崎口駅。 どこへ歩いても“1時間半以上”。 先程の逗子・葉山駅までは“2時間 まさに鉄道空白地帯 この周辺を少し歩きます この134号は海沿い観光プラス生活の大動脈 おおよそ5分ほど、距離にして400Mほど 緑の多い住宅地が続く。 衣料店のワークマン 自動車販売店と景色は“国道沿いの王道風景 「もう少し歩くと、ロードサイド店舗がまとまって出現。 駅前商店街の代替”として店舗が集積しているようです 三浦半島西岸は鉄道×地形”の制約が大きく、国道134+バスが生活の主動線。 と、いうことで最初の地点は“横須賀市・芦名」でした この地域のメイン導線から、2か所目へ移動開始。 「およそ30分の乗車、ここはJR逗子駅。 逗子はJR横須賀線の駅で横浜・東京方面と三浦半島方面をつなぐ結節点 3番乗り場の電車に乗車 逗子駅出発 やってきたのは大船駅。大船駅はJR東海道線・横須賀線・根岸線の結節に湘南モノレールも重なる湘南エリアの配電盤のような駅 ここで乗り換え、 東海道線下りで平塚方面へ 乗車時間16分 ここが2ヶ所目の鉄道空白への入り口 平塚市の人口は約25.8万人、平塚駅は湘南の基幹駅の一つ。 ここから北口のバスターミナルから 目的地まで距離があるため、バスに乗ります。 平塚駅北口からは豊富な行先があり 鉄道空白地帯への生命線になります 乗り場は5番へ。 神奈川中央交通 通称「カナチュウ」がやってきた 行先は“田村車庫”、平塚駅北口、発車。 「10分経過、平塚市の住宅街を走行中 乗車中のバスは代表系統の平塚67系統 下車しました、乗車はおよそ20分。 バス停名は横内団地前 ここは平塚市北部の住宅集積地。横内団地と周辺の戸建がミックスしる場所であり停留所密度が比較的高い場所 この道路、道幅はやや狭いが車は多い 医療施設、全国チェーン“しまむら”も さらにはセブンイレブンもあります この辺りを広い地図で見てみると 鉄道空白”だが、レール自体はある、という場所 そう、東海道新幹線が“素通り”しています。 もちろん駅は無し。 「南にJR平塚、北に小田急・愛甲石田/伊勢原。 「東は相模川を越え、JR相模線・寒川駅。 各駅から遠く 先ほどの平塚駅迄も歩くと約1時間。 駅からは遠いが人口密度は“郊外住宅地”そのもの。という数字であります 「ひとつ隣のバス停へ。 小田急線の駅に行ける系統もとまるようです。 平68(愛甲石田駅いき)や伊82(伊勢原駅南口いき)**など、“小田急ぐち”へ直行する便が設定されています ただ多くは途中の田村車庫までのようです こちらのバス停はJR平塚駅行き方面 時刻表をチェック。 主に2〜3系統が交互に到着し、“実効待ち”が短い設計 合わせると平塚方面の便は——かなり多い。 時間帯によっては毎時6〜7本程度、ラッシュは“ほぼ数分おき”。 駅遠”でも“バスちか”で救われる、というのがこの地区のリアル。 この地域のメイン路線は平塚駅への道のりのようです ということで2か所目は平塚市横内でした JR平塚駅前に戻ってきました 平塚駅の強さが伺えました 「ただいま、東海道線から降車。 降りた駅は湘南エリアの中核のひとつ 「3か所目“鉄道空白地帯”の入口となる駅です。 コンコースは新しく明るい印象 北口ターミナルは 乗り場にから乗車します 正解はJR東海道線辻堂駅 この辻堂駅から歩きだと遠い 再びバスを使って、3か所目の鉄道空白地帯へ向かいます。 おなじみの神奈中のバス停です 神奈川中央交通、ここでも内陸各地を高頻度でカバーしてくれています 辻堂駅前、出発。 北口は再開発「湘南C-X(シークロス)」で、商業・公共施設・バスターミナルが一体整備されています 辻堂駅から約20分の乗車でした。 「降りた先は、広いバスロータリー。 そして、バス停名は湘南ライフタウン この場所が三か所目の鉄道空白地帯になります 藤沢、茅ヶ崎、善行 方面もつないでいることを確認 目玉はこの赤いバス停から出発する「ツインライナー」 定員128名の連節バス。 ピーク輸送を一気に飲み込む“輸送の切り札 通常の路線バスも辻堂駅北口へ高頻度で向かいます。 やはり湘南ライフタウンのメイン導線は辻堂駅北口行き。 ここ“湘南ライフタウン”は集合住宅が集まり、近隣に商業施設が固まる約3万1千人が暮らしてるニュータウン的な街です。 広域地図で周辺を確認 南:JR東海道線辻堂。 東:小田急江ノ島線六会日大前・:善行駅 西:JR相模線寒川。 各駅から歩くと1時間はかかる正に鉄道空白地帯 停車停留所を絞る急行運転で時短で辻堂駅をつなぎます 近くには大きな商業施設もあり駅前に行かない生活も十分成立しそうです では、3か所目の“鉄道空白地帯”から移動します。 バスを出ると、集合住宅が続く景色、3.4km²に人口3.1万人級という“街そのもの”のスケールを感じられます 辻堂駅に到着です。 上りのJR東海道線に乗車、湘南のウミカゼを背に車内へ。 一つ隣の駅、藤沢に到着。 ここでJRから小田急江ノ島線へ乗り換え。 改札を抜け、私鉄側のコンコースへ 相模大野方面に向かいます、藤沢駅を発車 藤沢を出発して13分 ここが4か所目の鉄道空白地帯の入口になります 駅を出て西口方面へ。 やってきたのは小田急・長後駅。 すぐにバス停の案内図をチェック 長後西口の“3番のりば”へ移動です おなじみの車両カラーの神奈中バスで移動開始。 約20分乗車して降車。 バス停は綾瀬タウンヒルズ前 バス停の周辺は商業施設も多くあり 車の通行量が多い場所 この辺りが4か所目の鉄道空白地帯。 神奈川県綾瀬市 綾瀬市は市でありながら鉄道駅が一つもない まさに鉄道空白地帯 地図を広げると東に小田急江ノ島線 北に相鉄本線(さがみ野・かしわ台) 西にJRと小田急の海老名・厚木駅 どこの駅からも遠い場所。 先ほどの長後駅まで徒歩で“1時間超 そして中心の交差点 車の流れが濃く、大型車も多い そして、「ザ・マーケットプレイス綾瀬」として段階的に再開発中 綾瀬市の人口密度は約3,737人/㎢と平塚市とほぼ同じ、 郊外型でも“密度は都市圏級”です 綾瀬市役所に到着。御覧の通り 外観は改装中のようです 市役所前は“実質バスターミナル” 市内のコミュニティバスも停車 細街路の“詰め”はコミバスが受け持つ設計。 長後駅方面・さがみ野駅方面へ行く系統は“サブ動線”で、土日は合わせて4本程度――役所来庁需要に合わせたメリハリ運行。 市役所前から御殿場プレミアムアウトレット直行バス 現在は運休中ですが、運行再開されるようです 役所の裏手へ。 農地のひらけた景色、ここは空白地帯らしい間合い。 県道の先には“東名・綾瀬スマートIC” 一日平均約13,500台が利用されているようで大型車両の通行も多いのもうなずけます では、市役所前から次の空白地帯へ移動。 今度は白と青にオレンジがプラスの相鉄バス。 車窓のギャップを感じながら綾瀬市から移動します 乗車時間はおおよそ30分。 到着は海老名駅。 相鉄・小田急・JRが結節する神奈川中央部の拠点、 ここから次の空白を目指します 「3・4番の上りホームへ。 「快速急行・新宿行きに乗車。 海老名から約8分の乗車。短距離でも速い”のが小田急の強みです 小田急はここまで。改札外へ 到着した駅は、相模大野駅。 再び、バスで行きます。 相模大野北口は神奈中バスの基幹ターミナル。「目的地へは3番のりばから行けるようです。 おなじみのカラーの神奈中が到着、相模大野駅を発車。 相模大野駅を出発。五か所目の空白地帯へ移動です 左手に米軍・相模総合補給廠、相模原の“軍都の顔”のひとつです。 このあたりから“鉄道空白地帯”へ、鉄道網に囲まれつつ“徒歩圏”が届かないエリアへ 約25分の乗車、停留所は麻溝台。 停留所は麻溝台。 この麻溝台が今回の鉄道空白地帯。どんなところか探っていきます 相模原市麻溝台は小田急線の相模大野駅・小田急相模原駅。 JR横浜線・古淵駅 さらにはJR相模線と 三角地帯の真ん中にあたる場所で周囲は線路に囲まれているが徒歩は遠い”場所の典型的なところです。 相模大野駅まで徒歩約50分。他の駅も同様な所要時間 反対側のバス停を確認、相模大野のほか、古淵駅/小田急相模原駅方面にもつながっています。 時刻表をみると“麻溝台経由”の相模大野行きが主軸、周辺駅いきは補完という設計。 少し歩くと飲食店、コンビニ 生活の店は沿道に集約 車の通行量は多め。 学校も近く、学生さんの往来も目立ちます。 さらに歩くと連動店舗が連なっている この道路は県道52号、道路の拡張 沿道を含む土地利用の再編を推進中のよう 北里大学病院がどん、と構える。 ここが周辺のにぎわいの核。 病院前がバスターミナル”の機能をはたしており多面的アクセスを形成している 以上、相模原市・麻溝台が5か所目の“鉄道空白地帯”でした。 今回は、神奈川県の横浜市・川崎市を除く“鉄道空白地帯”を歩きました。 最初は横須賀市・芦名 次に平塚市・横内、続いて藤沢市・湘南ライフタウン、四番目は綾瀬市、最後に相模原市・麻溝台。 どれも線路に囲まれながら駅は遠い それでもバスと道路と拠点が暮らしをつないでいた 今回の動画はここで終わりになります ご視聴ありがとうございました。

“鉄道王国・神奈川”の中に潜む 「駅から遠いのに路線に囲まれた」鉄道空白地帯 を、横浜市・川崎市を除外して実地検証。

今回は 5エリア —— 横須賀市・芦名/平塚市・横内/藤沢市・湘南ライフタウン/綾瀬市/相模原市・麻溝台 —— を、鉄道・バス・徒歩で移動。

鉄道の無い街はどんなところ?

① 横須賀市・芦名(相模湾側)R134+バスが命綱
② 平塚市・横内 *平塚駅北口「のりば5」**集中運行で意外と戻りやすい。
③ 藤沢市・湘南ライフタウン(内陸NT)連節バス急行=辻23が“駅前の代替”
④ 綾瀬市(駅ゼロ)鉄道なしでも高頻度バス×スマートICで都市圏の速達性を確保。
⑤ 相模原市・麻溝台 駅に囲まれた“谷間”。大59系統と北里大学病院ハブで面的アクセスが成立。道路再編に期待。

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6 Comments

  1. 単純に「神奈川の駅から通りエリア」とすると、丹沢の山の中になるのかな。

  2. この5選のほかよく聞くのは、再来年開催される横浜花博のさらに奥にある"若葉台団地"。
    三ツ境駅、十日市場駅、中山駅、長津田駅などからバスが出ている他、横浜駅から直行バスが頻繁に出ているほど、利用客数が多いくらい住まわれている方が多いのに、どの駅からもかなり遠いです。
    大きな病院やイトーヨーカドーなどのスーパー、飲食店や銀行があるほど、一つの町化しているのに、いわば陸の孤島な場所です。
    あとは横浜市南西部にある元ドリームランドがあったあたりやその少し行ったところで、国道1号線の道路渋滞で有名な交差点がある"原宿"と呼ばれる地域なども駅からバスを乗らないと行けないような場所にあります。
    横浜市民ではないですが、よく耳にする場所です。

  3. 神奈川鉄道空白地帯と行ったら綾瀬市でしょうね。何しろ市内に駅無いし! 横内は色んな意味で他民族が多い地域です。昔ピアノ殺人事件もありました。

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