和歌山県那智勝浦町湯川の港をぶらり散歩 #和歌山 #那智勝浦 #日本の風景 #田舎の風景
いつも後がってた父の言葉が 今日はかく 感じました。
港の海というものは、ただ青いだけやおまへんのやなぁ。
ふと身をかがめて覗きこみますと、底の石まで数えるように見えるほどの澄みようでして。
その透きとおった水の中を、ちいさな魚らが影法師のように走り回り、
その間を、まあ…ハリセンボンがなんとも悠々と、
「わてはわてで、生きてまんねん」とでも申すように、
のたり、のたりと泳いでいく。
波が寄せては返し、光がゆらりと揺れるたびに、
この港は、生きものたちが黙って守り続けてきた時間を、
そっと見せてくれてるようでございます。
ただ覗いただけの海でありながら、
胸の奥が、すっと静かになっていく――
そんな場所でございますなぁ。