北九州 門司港レトロと下関の旅|唐戸市場・船旅・海峡夜景を楽しむ – Kanmon Strait Journey 関門海峡を越えて、2つの港町の魅力をご紹介します。
福岡県北九州市の最北端に位置する門司港 海の向こうに見えるのが、関門橋です 本州と九州を結ぶ全長1,068mの吊り橋です 夜になるとライトアップされ、
関門海峡のシンボルとして輝きます こちらは、旧門司三井倶楽部です 大正10年、三井物産の
社交倶楽部として建てられました 洋館の外観と和を取り入れた内装が見事に調和した
門司港を代表する木造建築のひとつです。 1階部分は入場料無料で、
2階部分は大人150円、小中学生70円です 2階には、1922年に来日した物理学者、
アルベルト・アインシュタイン博士が
実際に宿泊した部屋がそのまま保存されています 博士は、夫人と一緒に日本各地を訪れて
門司にはヨーロッパからの船で上陸しました この部屋では、当時使用された家具や寝具、
夫妻の写真、手紙などが展示され、
百年以上前の滞在の様子を今に伝えています 世界的な天才が
ここ門司の地に足を踏み入れたことを感じられる、
歴史の小さな奇跡が、この部屋には残されています アインシュタインの逸話を色々読んでいると、 なぜかワンピースのメガバンクが
ふと頭をよぎりました。 雲の上の天才だと思っていたアインシュタインが 実は優しい人間味あふれる人だと知れて
親しみを感じました。 門司港に到着したのが遅かったので三井クラブの
見学の後、ホテルへ戻り食事をして
夜景を観に行きたいと思います 日が沈むと、門司港はまた違った姿を見せます 船が通るたびに上下する
ブルーウィング門司 の橋の上にいます 建物がライトアップされ、
海面に映る灯りが静かに揺れる夜 関門橋のライトアップが夜空に浮かび、
港町ならではの、幻想的な景色を描き出します 大連友好記念館のライトアップです 門司港の周りには、ガス灯が灯っています オレンジ色のやわらかい光が、
レトロな街並みにぴったりなんです 約100基のガス灯を、1990年代の
「門司港レトロ地区再開発」の時に整備されたそうです こちらは、門司港レトロ展望室です 入場料は大人300円、小中学生150円です 高さ103mの高層ビル
『門司港レトロハイマート』の最上階にあり、
門司港の街並みと関門海峡を一望できます ハート型の南京錠があります 旅の記念に名前を書いて
ここへ、掛けていけるそうです 今回の宿泊は、プレミアホテル門司港です 別動画で、詳しいホテルの紹介を公開する予定ですので、
そちらも併せてご覧ください。 クラブラウンジの様子も公開します 門司港レトロの海辺に建つ、赤レンガの荘厳な建物 こちらは「旧門司税関」です 明治45年、外国貿易の拠点として建てられたこの建物は
当時の門司の繁栄を今に伝えています かつては海外からの貨物検査や通関業務が行われ、
門司港が国際貿易港として栄えた象徴でもありました 現在は無料で一般公開されており、
館内には展示室や展望デッキも設けられ、
レトロな港の風景を一望できます 税関として使われていた当時の様子や、
門司港の貿易の歴史が紹介されています 昔の通関書類や検査器具、写真資料なども展示 かつてここでどんな仕事が
行われていたのかを、知ることができます 税関で押収された品々が
想像以上にリアルで驚きました。 展望デッキでは、門司港の街並みや関門橋、
対岸の下関を見渡すことができ、レトロな建物と海を
同時に楽しめる、人気のビュースポットです 北九州市大連友好記念館の朝の風景です 館内には当時の航路を紹介する写真や資料、
大連市の風景や文化を伝える展示が並んでいます こちらは、国の重要文化財に指定されている
「門司港駅」です 大正3年(1914年)に建てられた木造二階建ての駅舎で、
ネオ・ルネサンス様式の優美なデザインが特徴です 木の香りが残る、懐かしい駅舎です ハリーポッターのキングスクロス駅に
似てると思ったのは私だけでしょうか?(#^^#) 奥の方に進み待合室に入ると大きな鏡がありました。
この鏡は「誇りの鏡」と言うそうです。 終戦後、多くの引揚者が
門司港を拠点として日本へ戻ってきました。 その中には、お子さんと共に引き揚げてきた
妊娠中の池田うた子さんの姿もありました。 池田さんは、故郷の茨城へ向かう途中
ここ門司港駅で急に産気づいてしまったのです。 身寄りも知り合いもいない異郷の地で、
手を差し伸べたのは、一人の門司港駅の職員でした 池田さんをリヤカーに乗せ、子どもを背負い、
病院へ向かうも、時刻は夜9時。
医者も看護師もいません それでも職員はあきらめず、自宅に連れて帰り、
近所の人々の助けを借りて、
池田さんは無事に男の子を出産 生まれた男の子は、
「左門司(さもんじ)」と名付けられました それから26年後。成人し、結婚を控えた左門司さんは、
自分を救ってくれた恩人にどうしても
感謝を伝え、結婚式に出て欲しいと願いました 長い年月を経てようやく見つけ出した恩人は
「国鉄職員として、当たり前の事をしたまでです」
と語り、一度は招待を辞退しましたが、
熱心な誘いに応じて式に出席したといいます その結婚式のあと、左門司さんの父が
恩人へのお礼として贈ったのが
この、楕円形の大きな鏡。 「誇りの鏡」は、一人の命をつなぎ、
人の温かさを映し続ける、感謝の象徴なのです こんな素敵な物語が
この門司港駅の奥で語り継がれています。 門司港の関門汽船発券所から、
船に乗って下関へ向かいます 一日の運航時間です 運賃は片道大人400円、小人200円です 下関側から戻ってきた、この船に乗ります 1階と2階席を選べます 2階のオープンデッキに乗り出発します 今回は2階のオープンデッキの
少し低くなっている部分は乗船できませんでした 下関・唐戸行き以外にも、巌流島行き、
門司港レトロクルーズの観光船もここから出ています。 関門海峡の波は、急な潮の流れがつくる
独特なS字の動きが特徴です。
潮の流れが1日に何度も変わるという 世界でも珍しい海域で、
航海の難所としても知られているそうです。 晴れていて、とても気持ちのいい気分です 今日は波が比較的高かったので、
低いエリアが使用禁止に
なっているのかもしれませんね。 唐戸市場が見えます 下関の港に到着しました 5分という”あっ”という間の船旅でしたが
とても楽しかったです。 帰りもこの船で帰ります。
なんだか嬉しいです♪ 今回2階で座れるのは、このベンチだけでした 主人は、立って動画を撮影していたので
波に揺られながら緊張感のある撮影だったようです 帰りの時間を確認して唐戸市場へ向かいます フグのオブジェがお出迎えしてくれます ここは下関の人気スポット『唐戸市場』です 新鮮な魚介類やお寿司、フグなどの名物が並び、
見ているだけでも、楽しい活気ある場所です 土日には、イベントなどが開催され
とても賑わっています 今日は、あいにく平日なのでその様子を
お見せする事は出来ませんが、覗いてみましょう 平日の午後で、市場はほとんど終わっていましたが、
販売されていたお魚を少しだけ見ることができました。 市場の中の飲食店も数店舗のみ営業されています ここは、乗船場と市場のあいだにある “カモンワーフ” です。 お土産屋さんや飲食店が並んでいて、
観ているだけでも楽しいです♪ ここは、乗船場から北に
歩いた所にある『旧下関英国領事館』です 明治時代、下関は海外貿易の重要拠点として栄え、
英国はこの港町に外交と貿易を管理するための
領事館を設置しました 現在は資料の展示やカフェとして公開されており、
港の風景を眺めながら、
当時の歴史を感じることができます 見学は無料です 当時の領事館としての機能を示す展示室では 外交文書や貿易資料
家具や調度品などが保存されており、 明治の国際交流の歴史を
身近に感じることができます 港町の歴史と異国情緒を同時に楽しめる、
下関を代表する観光スポットです エリザベス女王2世の肖像画(複製画)が
寄贈されています 1999年に重要文化財に指定されたそうです。 このあと、船で再び門司港へ戻って小倉へ向かいます。 小倉のホテル情報なども公開する予定ですので
そちらも併せてご覧ください 港町ならではの景色と人の温かさに触れた、
門司港と唐戸の小さな旅 海を渡って繋がる二つの街は、
どちらも魅力たっぷりでした 最後までご視聴ありがとうございました この動画が少しでもお役に立てたら ぜひ高評価とチャンネル登録をよろしくお願いします それでは、また次回の動画でお会いしましょう!!
門司港レトロと下関をのんびり巡る旅。
歴史と海の景色が交わる2つの港町を、船旅を交えながらゆったりと旅してきました。
門司港レトロでは、明治・大正期の建築が残るノスタルジックな街並みを散策。
門司港駅、旧門司三井倶楽部、ブルーウィングもじ(跳ね橋)など、レトロな雰囲気と港の静けさを楽しみました。
海を渡った先の下関では、活気あふれる港町の魅力を満喫。
唐戸市場で味わう新鮮な海鮮、海峡ゆめタワーから望む絶景、関門大橋の迫力ある景色など、海峡ならではのダイナミックな風景が広がります。
🛥️ こんな方におすすめの動画です
・門司港レトロや下関の観光を考えている方
・唐戸市場や門司港の船旅に興味がある方
・旅Vlogやレトロな街並みが好きな方
・関門海峡の魅力を知りたい方
レトロな街歩きと海峡の絶景が一度に楽しめる、関門エリアの魅力を映像でお届けします。
旅の参考になれば嬉しいです。
Kanmon Strait Journey – Moji Port Retro & Shimonoseki Travel Guide
【門司港観光サイト】
https://www.mojiko.info/
【下関観光サイト】
https://shimonoseki.travel/
【北九州観光サイト】
https://kitakyushucity.guide/
【福岡県観光サイト】
https://www.crossroadfukuoka.jp/spot
【目次】
00:00 オープニング
01:04 三井倶楽部
03:14 門司港の夜景
03:47 大連友好記念館
04:11 門司港レトロ展望室
04:56 プレミアホテル門司港
05:11 旧 門司税関
07:21 門司港駅
10:08 関門汽船 門司港乗り場
13:39 唐戸市場
14:55 カモンワーフ
15:37 旧下関英国領事館
17:43 エンディング
#MojiRetro#Shimonoseki#JapanTravel#北九州観光