うずたかく積み重ねられたホタテの殻 「宝の山」になる可能性…北海道の企業が活用方法を探る

北海道湧別町の貝殻加工会社「共律産業」。敷地はホタテの殻で埋め尽くされている。ホタテの殻は農地に埋設する排水路用の資材などとして再利用されてきたが、物価高により埋設工事が減少している。佐々木雅朗社長(49)は「ここ数年、貝殻が余る状態が続いている」と表情は暗い。道内で廃棄物として生じるホタテの殻は毎年数十トンに上る。道立総合研究機構工業試験場(札幌市北区)は再利用の道を探ろうと研究を重ね、2005年、ホタテの殻を混ぜたチョークを日本理化学工業と共同開発した。殻を5マイクロ・メートルまで細かく粉砕することで滑らかな書き味になる上、折れにくいという。環境意識の高まりから、ホタテの殻は近年、プラスチックと混ぜることで石油資源の節約につながるバイオマス原料としても注目されている。既に食品トレーで製品化され、自動車の内装部品でも性能試験が進む。うずたかく積み重ねられたホタテの殻は、「宝の山」になる可能性を秘めている=北海道支社報道課 古厩正樹撮影 2025年11月1日公開

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