押立神社 滋賀県東近江市北菩提寺町
滋賀県神社庁様より
御祭神 火産霊神 伊邪那美神
御神紋 三盛一ツ巴
御由緒
祭神2座のうち火産霊神は上古より押立山三瀬嶽に鎮座され、伊邪那美神は神護景雲元年に加賀白山より遷御されたもので、現に山上に本宮趾がある。
正元年神異あって一色字開運の文室康兼の邸に霊水が湧出したので権殿を設け運命水社を祀る。しかし、半年後に現在の社地に社殿を造営し押立総社押立大明神と称して尊崇するに至った。円融天皇しばしば祈願をされて勅額を献ぜられ、旧社地である押立山一里を社領とさた。
順徳天皇は改典式を下賜、後光厳天皇の北辰拝賀奉幣、後円融の大修理の下知など朝廷の崇敬が篤かった。一方領主佐々木氏の供田の寄進、井伊家の社領御供田の寄進など、武家も崇敬の誠を捧げた。明治元年押立大明神を押立神社と改めた。その後においても有栖川宮幟仁親王御染筆の社号額の下賜があった。この間郷内にあった諸社を本社に合祀し大正9年県社に列せられた。
本殿・境内建物
〔本殿〕3間社流造向拝付 間口3間 奥行3間(重文)
〔拝殿〕入母屋造 間口4間 奥行5間
境内社(摂社・末社)
祇園社 春日社 庚申社 稲荷社 (境外)運命水社
主な祭礼
御管粥ト神事 60年毎の古式祭ドケ祭
akaso brave7で撮影。