横浜「絶品魚定食」が味わえるお勧め7軒 第3弾【焼き魚・煮魚・フライ・刺身】
こんにちは、横浜ディープラボのヨコケンです。 お待たせしました!「魚の旨い店」待望の第3弾! この間は町中華なども巡ってきましたが―― やっぱり魚の世界もまだまだ奥が深い。 今回も、横浜で魚が本気でうまい店を7軒、厳選してご紹介します。 焼き魚・煮魚・フライ、どれをとってもハズレなし。 極上の魚定食たちをぜひ最後までお楽しみください。 古き良き雰囲気が残る、昭和の魚定食屋 サクサク衣に詰まった、いわしの極上旨み 『村田家』 野毛の路地に店を構える「村田家」。 創業70年を超える老舗で、外観も店内も、昭和の味をそのまま残したような一軒です。 木のカウンターや古い看板に、長年この町とともに生きてきた歴史を感じます。 木の引き戸を開けると、漂うのは昔ながらの食堂の香り。 常連の姿も多く、静かに箸を進める人たちの様子から、
この店が愛され続けてきた理由が伝わります。 メニューにはぶり、クジラ、ふぐと豊富な魚定食が並びますが、この店の真の主役はイワシ。 私は「いわし竜田揚げ定食」をいただきたいと思います。 運ばれてきた瞬間、まず目を奪われるのがそのボリューム感。 揚げたてのイワシが、きつね色の衣をまとって皿に盛りつけられています。 イワシは大きな魚ではありませんが、今年のイワシは脂のノリがよく味の濃さと香ばしさは抜群 マヨネーズを少しつけて食べると、これがまた最高。 シンプルなのに、思わず「うまい」と声が出てしまう一品です。 おひたしなどの小鉢も丁寧に作られていて、定食としての完成度も高い、野毛の実力派。 どうもごちそうさまでした。 細い路地の奥に光る、野毛の隠れた名店 脂の旨みがほとばしる、極上しゃけかま 『三年や』 続いても野毛の名店。 ひときわ細い路地裏で、魚好きに長年愛されてきた名店が「三年や」。 店構えは昔ながらの和食割烹店で、派手さはありませんが、
暖簾に年季があり、常連に支えられてきた空気が漂います。 中に入るとカウンターとテーブル席が並び、厨房との距離も近くてアットホーム。 昼は定食、夜は酒場としてにぎわう、知る人ぞ知る和食処です。 昼メニューは魚料理がメインで、選んだ一皿に小鉢が加わるスタイル。 どれもおいしそうですが、この時期はちょうど秋鮭の旬。
私は「しゃけかまの塩焼き」をいただきたいと思います。 この照り、この厚み!脂の乗った鮭のカマをじっくり焼き上げたビジュアル、
魚好きならもう黙っていられません。 表面はパリッと香ばしく焼かれ、中はふっくらジューシー。
箸を入れた瞬間に脂がにじみ出してきます。 脂がとろけて口の中で一瞬で旨みに変わるレベル。思わず白飯をかき込みたくなります。 小鉢は日替わりで、まぐろの中落ちや煮物など、
その日の仕入れで内容が変わる楽しさも魅力。手作り感があって抜かりなし。 野毛といえば飲み屋のイメージが強いですが、
「三年や」は昼から魚をしっかり味わいたい人におすすめの一軒。 どうもごちそうさまでした。 洋食の顔で魚を語る、平沼の実力派 サクッと弾ける、豪華魚フライの競演 『カフェ・ド・ノヴァ』 横浜・平沼橋にある「カフェ・ド・ノヴァ」。 店名からは洋食レストランを想像しますが、
ここは意外にも“魚料理が評判”の穴場として知られています。 外観も内装も洋食屋風で落ち着いた雰囲気。 テーブル席中心で、女性客や常連さんも多く、昼はすぐ満席になる人気店です。 ランチは魚料理と肉料理から選べるスタイル。 この日の魚メニューは「魚ミックスフライ」。迷わずその皿をお願いします。 まず驚くのが、そのボリューム。ワンプレートに大ぶりのフライがこれでもかと並びます。 衣はサクッと軽く、中はしっとり脂が乗っていて、魚それぞれの旨みがダイレクトに伝わります マグロは肉厚でジューシー、サバは脂の甘みが強く、アジはふっくら。 ホウボウやヒラマサといった普段なかなかフライで食べない魚まで入っていて、
魚好きにはたまらない内容です。 洋食店の顔をしながら、魚をしっかり食べさせてくれるギャップが魅力の
「カフェ・ド・ノヴァ」。 ボリューム・鮮度・満足度、どれを取っても納得の一皿。どうもごちそうさまでした。 喫茶店の顔して魚に本気、根岸の名店 彩り豊かな三点盛、魚の旨みを一皿に凝縮 『ほっぺのこめつぶ』 根岸駅からすぐ、本牧通り沿いにある「ほっぺのこめつぶ」。 磯子の住宅街にひっそり佇む、名前の可愛いお店ですが、魚料理の実力で評判の一軒です。 店内はアンティークの小物があちこちに飾られていて、喫茶店のような落ち着いた雰囲気。 カウンターもテーブルも温かみがあって、女性客や常連さんでいつもにぎわっています。 看板メニューは、マグロ・アジ・イワシなどを自由に組み合わせられる「3点盛ランチ」。 私はマグロの竜田揚げがどうしても食べたくて、Eセットをいただきます。 運ばれてきた三点盛を見た瞬間、まずその彩りに目を奪われます。 皿の上がまるで“海の定食見本市”。思わず写真を撮りたくなる、美しい三点盛です。 マグロは艶のある赤身で、見るからに新鮮。 アジの刺身は身に透明感があって、角が立った切り口が鮮度の良さを物語っています。 そしてマグロ竜田揚げ。 外はカリッと、中はふわっと仕上がっていて、脂の香りと醤油ベースの下味が最高。 しかも、天ぷらまでしれっと入っているという充実ぶり。 ご飯と味噌汁も揃って、これで880円はもはやサービス価格。 喫茶店風の空間で、鮮度抜群の魚と揚げたて料理が味わえる「ほっぺのこめつぶ」。 “魚が主役”のランチを楽しめる一皿。どうもごちそうさまでした 国道沿いにひっそり、実力派の魚食堂 厚みのある身と脂の旨み、秋の極上さんま 『まさ路』 戸塚区平戸にある「まさ路」。 国道沿いに店を構えているのに、気づかず通り過ぎてしまう人も多い、まさに隠れた名店です。 駅からも決して近くはありませんが、それでもおいしい魚定食を求めて常連さんが集まり、
昼どきはいつもにぎわっています。 店内は落ち着いた食堂のような雰囲気で、初めてでも不思議と居心地がいい空間。 焼き魚の定食は常時3種類ほど用意されていて、その日の気分で選べるのも魅力です。 この日は「さんま塩焼き定食」。 やっぱりこの季節はサンマが食べたい。 今年のサンマは身が厚く、箸を入れた瞬間にふわっとほどける柔らかさ。 脂がしっかり乗っていて、皮目の香ばしさと一緒に噛むと、旨みが舌にじわっと広がります。 腹のほろ苦さもほどよく、塩加減も絶妙。大根おろしを添えて頬張れば、
ご飯をかき込みたくなる王道のうまさです。 さらにうれしいのが、小鉢の充実ぶり。 豚汁に煮物、サラダ、納豆と、ひとつひとつが丁寧な仕事を感じさせる内容。 ご飯が進むおかずばかりで、定食としての満足度はかなり高めです。 居心地の良さと、しっかり手をかけた魚料理。 「まさ路」は、足を運ぶ価値のある一軒です。どうもごちそうさまでした。 港南の住宅街に灯る、ぬくもりの食卓 甘辛味噌が染みる、白飯泥棒の鯖みそ 『おうちごはん とし』 港南区の住宅街にひっそりとオープンした「おうちごはん とし」。 場所は笹下釜利谷道路からさらに奥へ入ったあたり、コープ笹下店のすぐ近くです。 オープンしてまだ3か月ほどと新しい店ですが、名前のとおり、
家でごはんを食べているような空気が漂っています。 こちらで面白いのが小鉢のスタイル。 店内に用意された大皿のお惣菜から、日替わりで好きなものを3品、
自分で適量取り分ける仕組み。 煮物や和え物、お浸しなど家庭的なおかずがそろっていて、
ちょっとずつ食べられるのが嬉しいポイントです。 今回いただくのは「鯖みそ定食」。 鯖の身がふっくら厚く、脂のノリがしっかり。 味噌は甘すぎず濃すぎず、やさしい味付けで、ごはんとの相性がとにかく抜群。 一口目から箸が止まらなくなるタイプの鯖みそです。 新しいお店ながら、どこか懐かしい味と空気感。 “おうちごはん”どうもごちそうさまでした。 あの孤独のグルメで話題、魚好きの聖地 脂のり抜群、圧巻サイズのぶりかま 『キッチン・カフェ ばる』 桜木町駅の目の前、野毛の入口にある「キッチン・カフェ ばる」。 孤独のグルメでも紹介された魚料理の名店で、ずっと来たかったお店。 しかしいつも行列で入れず、この日は念願かなってようやく訪問。 店内はカフェのような見た目ですが、ほとんどのお客さんが魚料理を目当てに来ています。 特に女性客が多く、遠方からわざわざ来る人もいるほどの人気ぶり。 いろいろ魅力的な料理が並ぶ中、私の狙いは「ぶりかま煮つけ定食」。 まず目の前に置かれた瞬間、その迫力に圧倒されます。 とにかくデカい。脂のノリも凄まじく、表面は香ばしく、中はふっくらジューシー。 身がぎっしり詰まっていて、箸を入れるたびほろっとほぐれます。 特に骨のまわりや皮の下あたりがたまらない。 噛めば噛むほど旨みが染み出して、白飯が一瞬で消えていきます。 小鉢や味噌汁もついて1800円。 決して安くはありませんが、魚好きには“自分へのご褒美”どうもごちそうさまでした。 いかがでしたでしょうか 魚の旨さは、シンプルだけど奥が深い。今回も、横浜でそんな“本気の魚”に出会いました。 次は、どんな一皿と出会えるのか――引き続き、横浜ディープラボが探していきます。 概要欄には、第1弾・第2弾のリンクも載せていますので、ぜひあわせてご覧ください。 そして、皆さまの感想やおすすめの魚定食屋さんがあれば、コメント欄で教えてください。 最後までご視聴いただき、ありがとうございました。
■魚の世界もまだまだ奥が深い。今回も、横浜で魚が本気でうまい店を7軒、厳選してご紹介します。
■焼き魚・煮魚・フライ・刺身、どれをとってもハズレなし!極上の魚定食たちをぜひ最後までお楽しみください。
■紹介しているお店は以下の通りです
①『村田家』
◆住所
横浜市 中区 野毛町 2-65
◆営業時間
11:30 – 13:45 17:00 – 21:30(月火)
11:30 – 13:45 16:30 – 21:30
定休日:日
②『三年や』
◆住所
横浜市 中区 野毛町 2-68
◆営業時間
11:30 – 14:00 17:00 – 21:00
16:00 – 21:00(土)
定休日:日
③『カフェ・ド・ノヴァ』
◆住所
横浜市 西区 平沼 1-13-14
◆営業時間
11:30 – 14:00 18:00 – 22:30(水・木・金)
18:00 – 22:30(月・火・土)
定休日:日・祝
④『ほっぺのこめつぶ』
◆住所
横浜市 磯子区 西町 3-17
◆営業時間
11:00 – 14:00 17:00 – 22:30
定休日:日
⑤『まさ路 (マサミチ)』
◆住所
横浜市 戸塚区 平戸 1-15-35
◆営業時間
11:30 – 14:00 17:30 – 22:00
17:00 – 20:30(日)
⑥『おうちごはん とし』
◆住所
横浜市 港南区 港南 5-15-10
◆営業時間
11:00 – 19:00
定休日:日・月
⑦『キッチン・カフェ ばる』
◆住所
横浜市 中区 花咲町 2-64
◆営業時間
11:00 – 19:00
11:00 – 15:00(土)
定休日:日
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、店舗にご確認ください。
VOICE VOX剣崎雌雄
5 Comments
いいですねぇ〜。企画を考えるのも楽しそうですね。
地元推薦ですが「魚定食 丸や」ですねー
知ってるお店と知らないお店がありました。
情報提供ありがとうございます
鵠沼のホノルル食堂
刺身定食
半世紀
通う老舗
個人的に横浜中央卸売市場にある おてる食堂 の刺身盛り合わせ定食が最高でした。
始発電車で行って朝イチで食べるために前日の食事や就寝時間を調整する事も厭わなかったのはやりすぎと分かってても悔いる事が無かったほど。