国分山医王寺 高野山真言宗 本尊 薬師如来
2025年10月12日参拝。
北陸三十六不動霊場第二十七番札所
北陸白寿三十三観音霊場番外
文治年間(1185年~1190年)、源頼朝から平家追討時代の功績を認められ奥能登の有力御家人となった長谷部信連(はせべのぶつら)が山中温泉を再興、行基作であろう薬師如来像を掘り出し、国分山医王寺を創建したもの。
長谷部信連は、源頼朝の命を受けて加賀の逆徒を討ち、その功績により江沼郡塚谷(現在の山中温泉周辺)を加領されているので、その際に、温泉を見出したのだと推測できます。
現存する多宝塔などの建物は昭和初年の大火で焼失後、昭和33年の再建。
展示室には、国の重要文化財に指定される陶製の金剛童子立像、『山中温泉縁起絵巻』2巻や芭蕉の忘れ杖も収蔵されています。
毎年3月15日(釈迦の命日)の『涅槃会』(はんにゃえ)で撒かれる団子を食べるとその年は虫がわかないと伝えられています。
ニッポン旅マガジン様より
