【360°VR】⚠️圧倒的存在感の神門杉と賀茂氏に繋がる謎多き神社【兵庫県加西市 石部神社(いそべじんじゃ)】

御祭神は、市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命、いわゆる宗像三女神です。本殿の真裏の三津山(宮山)の上には「皇塚古墳」と言う円墳があります。これは、養老元年(717年)に元正天皇の皇女が勅を奉じて安芸の「厳島神社」(広島県廿日市市宮島町に鎮座)へ参詣し、 「厳島神社」からの帰還の際、波風が強かったため播磨国の室津から陸路を経て当地に至るも疲労のためこの地で崩御しました。里人は山頂に墓を造り、皇女の遺言により厳島神社の神を勧請して神社を創建したのが当社である。とのことですが、史実上は存在しない皇女であるため、謎の一つですね。
神社名の「いそべ」は天日方奇日方命(あめのひがたくしひがたのみこと)につながる氏名で、大物主や大国主の子神と言われている神様です。賀茂氏とも繋がることから、この辺りは加西市の賀茂地区でもあり、安曇一族との繋がりも多く見られます。

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