青森県の2大半島を車でめぐり、下北半島の尻屋崎、霊場恐山、極楽浄土の仏ヶ浦と津軽半島の袰月海岸高野崎、「津軽海峡冬景色」の龍飛崎等を観光しました(2024年8月14日~17日)
夏祭りを見るために青森県(黒石よされ)と秋田県(西馬音内盆踊り、花輪ばやし)に行くついでに、青森県の下北と津軽の2大半島と秋田県の男鹿半島等を観光しました。その中で今回は、下北半島の尻屋崎、霊場恐山、極楽浄土の仏ヶ浦と、津軽半島の袰月海岸高野崎、「津軽海峡冬景色」の龍飛崎等を観光した様子を紹介します。
下北半島の北東端の尻屋崎には、レンガで造られた灯台としては日本一の高さを誇る尻屋埼灯台があります。また、尻屋崎周辺の牧草地には寒立馬(かんだちめ)という馬が放牧されています。寒立馬は、寒気と粗食に耐え持久力に富む農用馬として重用されてきた大型の馬です。
「イタコの口寄せ」で有名な霊場 恐山は、比叡山・高野山とともに日本三大霊山と言われています。恐山は1万年以上前に噴火したと言われる休火山で、現在でも硫黄のにおいが漂う温泉が湧いています。恐山菩提寺境内には4つの湯小屋があり、参拝者は無料で入浴できます。また、「三途の川」に掛かる「太鼓橋」は、この世とあの世への架け橋とされています。
この日は「大間のまぐろ」で有名な大間崎の目の前にある民宿海峡荘に泊まり、「大間町ブルーマリンフェスティバル」を見ました。なお、民宿海峡荘に泊まってフェスティバルを見た様子については別動画で紹介します。
次の日は、極楽浄土の仏ヶ浦を見に行きました。仏ヶ浦は、白色や淡い緑色をした奇岩・巨岩が特徴的で、火山灰が押し固められた凝灰岩でできています。雨水が凍ったり、荒波が削ったりして凝灰岩を浸食して、長い年月をかけ自然が作り上げた光景です。
津軽半島では、まず第一に、岩木山(津軽富士)の麓の嶽高原で収穫される甘いブランドとうもろこしの「嶽きみ」を食べに行きました。実は、昨年も食べに行ったのですが、午後だったため売り切れで食べれませんでした。今回は、リベンジの再挑戦で、午前中に行って何とか食べることができました。
その日の午後は、黒石市の「こみせ通り」等で日本三大流し踊りの黒石よされ(祭)を見ました。なお、黒石よされ(祭)の様子については別動画で紹介します。
次の日は、袰月海岸高野崎に行きました。袰月海岸高野崎は、津軽半島の北東部にある岬で、北に北海道、西に龍飛崎、東に下北半島が一望できる絶景地です。岬の先端にある赤と白の高野埼灯台の先を下がって行くと、岩場を繋ぐ「潮騒橋」と「渚橋」というふたつの赤い橋があり、先端の岩場まで歩けるようになっています。波が穏やかな時には、先端の岩場まで行き、磯遊びや釣りが楽しめます。
龍飛崎は、津軽半島の最北端の岬で、西は日本海、北は津軽海峡、東は陸奥湾と、三方を海に囲まれています。天気の良い日には、遠くに北海道と下北半島、近くに高野崎を見ることができます。龍飛崎から近く、JR三厩駅に行く途中には、「秀鮨」というお寿司屋さんがあり、有名な「大間のまぐろ」と同じ津軽海峡で獲れる「三厩まぐろ」をリーズナブルに食べることができます。