安来市広瀬町下山狹の山狹神社(下やまさ神社)にお詣りしました。著書「出雲國風土記所載神社399社」では神祇官社 12番 夜麻佐社 (やむやのやしろ)と紹介されてます。拝殿の彫刻が素晴らしくしばらく眺めていました。山狹神社(下山狭神社)にお詣りした時は9月21日の遷宮前でしたので境内摂社がまだ未完成でした。予定どうり完成される事をお祈りしています。夜麻佐社は広瀬町内に2社あり神祇官社 2番 夜麻佐社 / 山狹神社(上山狹神社)が存在します。
出雲風土記名: 夜牟夜社(やむやのやしろ)
主祭神:伊邪那岐命、伊邪那美命、 速玉男神、 事解男神
境内外神社 : 久志美気濃神社、 久米神社 稲荷神社、愛宕神社
神紋 : 二重亀甲に御幣
安来市広瀬町下山狹
https://maps.app.goo.gl/k2h22JmQnXBPq4BE9
「出雲國風土記所載神社399社」の解説
「雲陽誌』の能義郡の山狭下分の項に熊野神社があり、「伊弉刪尊事解男速玉男を祀、山を龜居といふ高さ一百丈計、断厳峨々として古槐鬱々たり、前に山狭川あり可謂神仙の游窟なり、側に小祠あり菊理媛神なり」とある。 出雲風土記には山狭社は2社ある。どちらも天狗山の麓にあり、熊野大社と同じく久志美気濃(クシミケヌ)命に係わる神社である。 『山佐村誌』によると、 山狭神社の旧社地は、 湯谷川の上流の熊野山稜線東方の小丘上 (美坂山) の字 「元宮成」である。 風土記時代、上山狭のあたりに2社があり、 延喜式時代には2社が同じ社地に祀られるようになり、そのうち1社が下山狭の熊野神社に遷って境内社の久志美気濃神社になり、社名も熊野神社から下山狹神社になったのではないだろうか。 下山佐神社は県道45号線沿いの下山佐バス停の近くにある。
その他情報
https://shrineheritager.com/yamasa-shrine/
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