240)阿津賀志山防塁【50歳独身の黙々とひとり旅福島編】日本三大防塁 奥州藤原氏が源頼朝の侵攻を防ぐために築く(福島県国見町)Atsukashiyama Fortress
2025年8月9日に訪問。
阿津賀志山防塁の東側にある「あつかし千年公園」に到着したのは午後2時40分頃。
30台くらい駐車できそうな無料駐車場があるが、先客は1台のみ。それも自分が到着した時に駐車場に戻ってきたので、現地では実質的には自分ひとりのみだった。
駐車場から1〜2分で現地には着くが、目の前に正直2台くらいなら駐車できそうなスペースがある。
ここで問題ないようにも思うが、阿津賀志山防塁のすぐ西側には、中尊寺金色堂に安置された奥州藤原氏の4代目の藤原泰衡(やすひら)の首桶から1950年に見つかったハスの種が試行錯誤の結果、1998年に花が咲き、それを奥州藤原氏のゆかりの地ということで譲り受けたという中尊寺ハス池がある。
うん、ハスのシーズンにはきっと混むんだろう。
う〜ん???
ハスって夏がシーズンじゃなかったっけ??
今回の城巡りで13ヶ所の遺構を見てまわったが、実は今回の城巡りの個人的なメインは、ここ阿津賀志山防塁だった。
防御する上で、やはり基本となるのは土塁と空堀だ。
歴史を語る上で平家滅亡後、源頼朝によって奥州藤原氏はあっさりと滅亡したように語られることが多いが、奥州を100年に渡り支配し独自性を誇っていた奥州藤原氏がそんなに簡単にあっさりとやられる訳がないだろうと思っていたところに阿津賀志山防塁の存在を以前知り、いつか訪れたいと思っていた。
ところが、今回の城巡りで残念ながら最も少ない訪問者数。しかも翌日の8月10日以降は悪天候が続いたなかでの貴重な晴天時の訪問にもかかわらずの最少訪問者数。
自分がマイノリティであることを改めて再認識。
【投稿のいきさつ】
50歳独身の自分がただ黙々と一人旅をした映像です。大学を5年間でなんとか卒業後、24歳より西日本で有名なブラック企業に入社。1年のうち平均358日が仕事で、早朝から深夜まで数字に追われる日々を20年近く続ける(休日はお盆2日、年末年始5日ぐらいのみ。勤務時間は普通の時で朝7時〜夜11時、ひどい時は書きたくないほどひどい)。そんな会社もそこそこ営業結果を残せれた為、小さい営業所の所長をやったりと、ズルズルと在籍。そんな会社も数年前から労基の指導や働き方改革で週に1日は休めるようになる(最近は2連休もある)。当初は20年近く、毎日一息もつけない働き詰めの生活の反動から休日は全く何もしたくない、と思い本当に何もしない生活を続ける。ただ、この20年間、働き詰めで仕事だけのこのままの生活ではいけない、少しだが時間もお金もある、と思い、自分は何がしたいのかを考えたところ、自分は城跡を見るのが好きだったことを思い出し城跡を巡るようになる。2020年3月にスマホにかえたのを機会に投稿を始める。それ以前に訪問した犬山城、岐阜城、広島城などの記録を残さなかったことに後悔しつつ投稿を続けています。
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