和歌山県鯨の町の海岸を散歩

和歌山県鯨の町の海岸を散歩

体中によりかかって白さと な風も愛をしたりしないでね。痛けな僕ら をつぎを握ってしまったな。引き返せない プライド。傷つけてしまったら謝りたい。 あなたにも情があるんでしょう。夢でない 愛をつげた夢で下がりさせた角を広げてそ ゼロにして目が回る世界に浸っていよ 誰かのでも 離れてみよう 手を眠おお。 [音楽] [拍手]

和歌山は太地の浜辺。
夏の昼下がりと申しますが、陽はきらきらと照りながらも、海にはほんのりと靄がかかっておりましてな。向こうの水平線、どうも掴みきれぬほどに淡くぼやけて、まるで海と空とが溶け合うておるようでございます。

その浜沿いには遊歩道が延びておりまして、歩いてみますと、潮の香りがやわらかに漂う。波は決して荒々しくなく、寄せては返す音が、どこか遠慮深う響いておりましてな。
海の色は、靄を透かしてなお澄み切っておりまして、青というよりは、どこか玻璃を思わせる淡さでございます。

人影は少のうございまして、ただ蝉の声と、自分の足音ばかり。
その静けさに耳を澄ましますと、ふと時間の歩みまでも緩やかになったように思われるのでございます。
#和歌山 #太地町 #自然 #海

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