徳島県 阿波市 切幡寺(きりはたじ)

法輪寺から車で行きましたが、139号線(船戸切幡上板線)にある切幡寺門柱を右折すると途端に道が狭くなります。仁王門近くに駐車場があります。境内近くの駐車場があると参拝者から教えていただきましたが、あまりに急坂なので333段の階段を登らさせていただきました。夏場、冬場(雪や凍結の場合)はきついかもしれません。

Wikipedia、四国八十八カ所霊場會HP 抜粋
ご本尊:千手観世音菩薩
四国八十八箇所第10番札所、阿波西国三十三観音霊場(東部)第28番札所。

歴史
修行中の弘法大師が、着物がほころびた僧衣を繕うため機織の娘に継ぎ布を求めたところ、娘は織りかけの布を惜しげもなく切りさいて差し出した。これに感激した空海が娘の願いを聞くと、父母の供養のため千手観音を彫ってほしいとのことであった。そこで、その場で千手観世音菩薩像を刻んで娘を得度(とくど:仏教における僧侶となるための出家の儀式)させ、灌頂(かんじょう:菩薩が仏になる時、その頭に諸仏が水を注ぎ、仏の位に達したことを証明すること)を授けたところ、娘はたちまち七色の光を放ち即身成仏して千手観音の姿になったという。

空海はこのことを嵯峨天皇に伝えたところ、勅願によって堂宇を建立、空海の彫った千手観音を南向きに、娘が即身成仏した千手観音を北向きに安置し本尊として開基したという。山号や寺号は機織娘の故事にちなんでいる。

往時は堂塔伽藍二十四坊を抱えていたが、天正年間(1573年 – 1592年)に長宗我部元親の兵火によって焼失し、明治42年(1909年)に再び火災によって大塔以外を焼失している。その後に再建されたのが現在の伽藍である。
切幡寺の大塔(国重要文化財)は豊臣秀頼が父秀吉の菩提を弔うため建立、明治6年に大阪の堺にある住吉大社神宮寺から移築し、完成に10年を要したそうです。

四国八十八カ所霊場會HP
https://88shikokuhenro.jp/10kirihataji/
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%87%E5%B9%A1%E5%AF%BA
とくしま御朱印ナビ
https://tokushimagoshuin.com/tokushima-kirihataji-goshuin

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