府中焼き鉄板居酒屋 だいまる 観音店 「だいまる」(広島市安佐南区)の支店のひとつ 広島市西区観音本町2丁目5−12 #広島 #広島市 #お好み焼 #広島県 #府中焼 #ランチ #グルメ #居酒屋
府中焼と呼ばれる広島県府中市の流儀のお好み焼を提供されるお店である。
西区の観音本町にある府中焼きのお店。
ねぎかけ月見落とし&豚バラのお好み焼きを麺バリ。値段は1210円。
たっぷりのミンチ肉で、しっかりと麺が焼き上げられており、バリバリの仕上がりです。食べるとサクサクとした食感。
焼いている過程や豚バラも入っており、脂っぽそうですが、意外に脂っこさは感じません。
府中焼き鉄板居酒屋 だいまる 観音店 「だいまる」(広島市安佐南区)の支店のひとつ 広島市西区観音本町2丁目5−12 #広島 #広島市 #お好み焼 #広島県 #府中焼 #ランチ #グルメ #居酒屋 20250823 @akibingo
「だいまる」の代表の粟根大助さんは「かたおか」(広島県府中市)を営まれる粟根克哉さんのご子息とのこと。
「あわけん」(広島県府中市)を営まれる粟根健太さんも粟根克哉さんのご子息ということだったから、このお二人はご兄弟なのだろう。
そして、粟根克哉さんは、「かたおか」(宮崎県宮崎市)の片岡光宏さんのお弟子さん。「かたおか」(広島県府中市)は、「かたおか」(宮崎県宮崎市)の暖簾分け店なのだそう。
「お好み焼 ゆかわ」の跡。
お好み焼の「肉玉そば」(800円)。
「生ビール」はキリン一番搾り。グラスが細く容量が少ない。
「ハイボール」はサントリーの角。こちらは薄めで氷が多い。
「府中みそきゅうり」は、生の切った胡瓜に二種類の味噌をなすり付けていただくもの。瑞々しい胡瓜のさっぱり感と味噌の旨みや塩気がよく合う。
府中焼き鉄板居酒屋 だいまる 観音店 「だいまる」(広島市安佐南区)の支店のひとつ 広島市西区観音本町2丁目5−12 #広島 #広島市 #お好み焼 #広島県 #府中焼 #ランチ #グルメ #居酒屋 20250823 @akibingo
「肉玉そば」は、焼き方に「ぱりっぱり」と「ふわふわ」の選択肢があり。
もやしや豚肉を使わずミンチを使うあたりに府中流のお好み焼らしさ。
ちなみに、麺をパリパリに堅焼きにするのが府中の特徴であるかのように語られることがあるが、実はそれは府中の「さち」という特定のお店で始められた特徴であって、府中のお好み焼店において普遍的ではないのだそうだ。パリパリを模倣するお店が多くなってきたとはいえ、パリパリでないから府中焼ではないなどということはないらしい。これはシャオヘイと名乗られている研究家の方が著された「熱狂のお好み焼」という本に教えられた。
完成した「肉玉そば」の姿は端正。
ソースはカープソース、そばは升萬食品の茹で麺に似ている気がしたが、どうだろうか。
「だいまる観音店」のメニューブックをもう一度眺めてみると、お好み焼に「メキシカン」という名の一品が掲載。「メキシカン」は、「あいちゃん」(広島市中区)の先代ご主人が、かつて常連客だった若かりし頃の達川光男さんと大野豊さんというプロ野球選手たちの要望に応えて開発したというお好み焼。かつて同じチームの選手だった片岡光宏さんも前後して「あいちゃん」に通われたという。「あいちゃん」の先代ご主人を慕う片岡光宏さんは、「あいちゃん」に倣って「メキシカン」というお好み焼を義理堅くそのままの名で「かたおか」(宮崎県宮崎市)で提供していらっしゃる。それが孫弟子の粟根大助さんのお店にもこうして受け継がれているという。
前述の「熱狂のお好み焼」によると、「かたおか」(宮崎県宮崎市)は「みっちゃん総本店」(広島市中区)の系譜とされているので、片岡光宏さんはそちらに師事されたこともあるのかもしれない。そして、粟根大助さんは「としのや 五日市本店」(広島市佐伯区)の店長を務められた経歴もお持ちとのこと。広島県ではこの例のように、昔のみならず今でも、意欲ある若い方がお好み焼界に次々と参入され、交流や継承といった縦横の人脈がどんどん築かれ続けているらしいことが窺える。他県とはだいぶ違う様相を呈する広島県のお好み焼の興隆と独自進化の原動力の一端が、こういうところに嗅ぎ取れるような気がした。
1 Comment
最高ですね🥰