2025氷川町みやはら地蔵祭り「氷川町に水戸黄門現る」町長賞受賞 町区つくりもんPJ おじさんたちの挑戦と記録 #お祭り #三原やっさ祭り #祭り
水戸黄門、薩摩街道でどちらもファースト」
日本人であれば誰もが知っていて、一度は我が町を通ってほしい人物かもしれない黄門様。さて、今回は我が故郷である氷川町を旅する黄門様ご一行に何が起こったのか。
諸国を旅する黄門様一行が通りかかったのは、関税による物価変動・猛暑による米不足・気候変動に伴う集中豪雨災害に苦しむ庶民の暮らしがあった。
第一幕、突如として闇の中に現れる「風車の弥七」が見たものは、多くの災いを追い払うため「町区つくりもんPJ」が製作した巨大な鹿威し(ししおどし)。それは多くの庶民の願いでもあった。
水心次第で揺れる関税と、大雨水害に苦しむ人々にとって、どちらも“バランス”を崩せば身も心も上がったり、下がったり。
果たして弥七の真実を探るための調査は?
第二幕、弥七からの風車の矢文(やぶみ)から、洋風花札(トランプ)を操り庶民に税をかけ、多くの米を売ろうとするファーストと名乗る男の姿があった。そこで我らの水戸黄門が登場。助さん、格さんを引き連れ真実を暴き、ついにファーストに裁きが下る。
【黄門様】「格さん、もういいでしょう」
【格さん】「この“ひかりん”の紋所が目に入らぬか!」
【黄門様】「もう、すんなよ。切磋琢磨のまちづくり!廻る回る文化の伝承!」の裁きが薩摩街道にある「まちつくり酒屋」に木魂(こだま)した。
【ファースト】「今後はグランドゴルフをしながらノーベル賞を目指します」と言った。
その後、氷川町民の暮らしは元に戻って穏やかとなり、氷川町町区に至っては災難除けの願いをこめた鹿威し(シシオドシ)の効果もあり、「くまモン」出没情報はあっても熊の出没の記録はない。
氷川町の人々を窮地から救い出した老公の心は穏やかで晴れわたる青空のようであった。
地蔵祭りの「アゲークダイ」の声を後に、旅立つ黄門様一行に青空と秋風が吹き始めていた。