『鉄フォト』三岐鉄道北勢線（三重県）
読売新聞のカメラマンが、美しい沿線風景を写真で紹介する連載「鉄フォト」。今回紹介するのは三重県桑名市、東員町、いなべ市にまたがって走る三岐鉄道北勢線です。ＪＲなどと接続する西桑名駅から阿下喜駅までの２０・４キロを結ぶ私鉄で、特徴は「ナローゲージ」であること。線路幅７６２ミリの線路幅は「特殊狭軌」と呼ばれ、西桑名周辺で並走するＪＲ在来線の１０６７ミリより狭く、近鉄の１４３５ミリの約半分ほどの線路幅しかありません。これは大正時代、建設費を抑えるために軽便鉄道として建設されたことが由来で、全国では三重県に残る３路線のみが現役です＝東京本社写真部 大石健登撮影 2025年9月1日公開
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