【後面展望】JR奥羽本線 秋田→院内 【約96分】
2025年7月撮影 秋田県
JR奥羽本線 秋田から院内までの後面展望となります。
大曲駅から車内がざわついていたのでBGMを入れています。
BGMはのるさんからお借りしております。
以下Wikipediaより
奥羽本線(おううほんせん)は、福島県福島市の福島駅から、東北地方の山間部を縦貫し、山形県・秋田県を経由して青森県青森市の青森駅に至る鉄道路線(幹線)である。
一部区間ではミニ新幹線として東北新幹線との直通運転が行われており、福島駅 – 新庄駅間には山形新幹線「つばさ」が、大曲駅 – 秋田駅間には秋田新幹線「こまち」が運転されている。このうち福島駅 – 新庄駅間には山形線(やまがたせん)の愛称がつけられている。
路線名称の由来については、「奥羽」を参照。
路線データ
管轄・区間・路線距離(営業キロ)
東日本旅客鉄道
福島駅 – 青森駅間 484.5km(第一種鉄道事業者)
新青森駅 – 東青森駅間(営業キロ設定なし。第一種鉄道事業者)
土崎駅 – 秋田港駅間(特定〈観光〉目的とした第二種鉄道事業者)
日本貨物鉄道
土崎駅 – 秋田港駅間 1.8km(第一種鉄道事業者)
横手駅 – 青森駅間 (256.2km)(第二種鉄道事業者)
新青森駅 – 青森信号場間 (4.8km)(第二種鉄道事業者)
軌間:
福島駅 – 新庄駅間 1435mm(山形駅 – 羽前千歳駅間は1067mmとの単線並列)
新庄駅 – 大曲駅間 1067mm
大曲駅 – 秋田駅間 1067mmと1435mmの単線並列(神宮寺駅 – 峰吉川駅間は1線が1435mm、もう1線は1067mmと1435mmの三線軌条)
秋田駅 – 青森駅間 1067mm
土崎駅 – 秋田港駅間 1067mm
新青森駅 – 青森信号場間 1067mm
駅数:
旅客駅:101駅(起終点駅含む)
奥羽本線所属の旅客駅に限定した場合、東北本線所属の福島駅を除外した100駅となる。なお、終点の青森駅はかつて東北本線所属であったが、同線が青い森鉄道へ移管されたことにより、JRの駅としては奥羽本線所属に変更された。
貨物駅:2駅(旅客併設駅を除く)
複線区間:詳細は駅一覧も参照。
福島駅 – 関根駅間(福島駅付近は山形線と新幹線アプローチ線の単線並列)
赤湯駅 – 北赤湯信号場間
羽前中山駅 – 山形駅間
芦沢駅 – 舟形駅間
及位駅 – 院内駅間
神宮寺駅 – 峰吉川駅間(1067mm軌間線としては単線)
秋田駅 – 追分駅間
羽後飯塚駅 – 八郎潟駅間
鹿渡駅 – 森岳駅間
鶴形駅 – 前山駅間
鷹ノ巣駅 – 早口駅間
大館駅 – 長峰駅間
石川駅 – 川部駅間
電化区間:福島駅 – 新庄駅間、院内駅 – 青森駅間(交流20,000V 50Hz)
閉塞方式:
自動閉塞式
連動閉塞式(秋田港支線)
保安装置:
ATS-P:福島駅 – 新庄駅間、大曲駅 – 秋田駅間の標準軌線
ATS-SN:山形駅 – 羽前千歳駅間、新庄駅 – 青森駅間の狭軌線
ATS-Ps(狭軌線のうち、一部の駅構内)
運転指令所:
福島駅 – 及位駅間:仙台総合指令室 (CTC)
及位駅 – 青森駅間:秋田総合指令室 (CTC)
運転取扱駅(駅が信号を制御、運行を管理):山形駅・秋田貨物駅・弘前駅・青森駅
準運転取扱駅(異常時、入換時は駅が信号を制御):新庄駅・横手駅・秋田駅・土崎駅・東能代駅・大館駅
車両基地所在駅:山形駅・秋田駅
最高速度:
福島駅 – 新庄駅間(1435mm軌間) 優等列車130km/h、普通列車110km/h
山形駅 – 羽前千歳駅間(1067mm軌間) 95km/h
新庄駅 – 大曲駅間 95km/h
大曲駅 – 秋田駅間(1435mm軌間) 優等列車130km/h、普通列車110km/h
大曲駅 – 秋田駅間 (1067mm軌間)110km/h
秋田駅 – 青森駅間 95km/h
青森駅(滝内信号所) – 青森信号場間(貨物線) 95km/h
最急勾配:38.0‰(峠駅 – 大沢駅間など)
2022年10月1日現在、JR東日本の各支社の管轄区間は以下のようになっている。
福島駅 – 及位駅間:東北本部
院内駅 – 津軽新城駅間:秋田支社
新青森駅 – 青森駅間、新青森駅 – 青森信号場間:盛岡支社
2014年4月1日より福島駅 – 新庄駅間が大都市近郊区間として新設された「仙台近郊区間」となり、同時に山形駅でICカード乗車券「Suica」が利用可能となった。さらに2023年5月27日には、和田駅 – 追分駅、弘前駅 – 青森駅で利用可能になったほか、2024年3月16日にはかみのやま温泉駅 – 村山駅(導入済みの山形駅以外の区間内の各駅)でもSuicaが利用可能になった。
歴史
1892年(明治25年)鉄道敷設法により奥羽線 福島より米沢、山形、秋田、弘前を経て青森に至る路線[7]として定義され、日本鉄道会社の青森駅から官営鉄道として奥羽北線、福島駅から奥羽南線として建設が開始され、1905年に全線が開業した。
使用車両
福島駅 – 新庄駅間
→山形新幹線の列車については「山形新幹線」を、山形線区間の標準軌線上を走行する普通列車については「山形線 § 使用車両」を、仙山線からの乗り入れ列車については「仙山線 § 運行車両」を、左沢線からの乗り入れ列車については「左沢線 § 使用車両」を参照
新庄駅 – 青森駅間
→大曲 – 秋田間の標準軌線を走行する列車については「秋田新幹線」を、秋田 – 青森間の特急列車については運行形態の「#秋田駅 – 青森駅間」の節で挙げた該当列車の項目を参照
普通列車には秋田総合車両センター南秋田センターに所属する701系0・100番台がほぼ全区間で使用されるほか、新庄駅 – 真室川駅間の一部の区間列車に陸羽東線・陸羽西線の間合い運用として2020年3月14日よりキハ110系気動車(小牛田運輸区所属)が使用されている。
また秋田駅 – 追分駅間で男鹿線直通列車にEV-E801系蓄電池電車、秋田駅 – 東能代駅間・弘前駅 – 青森駅間・秋田駅 − 院内駅 − 新庄駅間で五能線直通列車や非電化区間運用としてGV-E400系気動車、秋田駅 – 東能代駅間・弘前駅 – 青森駅間で五能線直通の臨時快速列車「リゾートしらかみ」にキハ40系・HB-E300系気動車が使用される。
沿線概況
起点である福島駅から米沢駅までの区間はいわゆる峠越えでも名高い板谷峠を越える。後節でも触れているが、ここは蒸気機関車時代からの難所であり、電化・高速化および標準軌化によるミニ新幹線が直通運転されるようになった後も、冬季は雪害による遅延や運休が生じやすい。米沢駅から秋田駅まではほぼ奥羽山脈の西側に沿う様な形で進路をとる。途中、山形駅までは蔵王連峰の山々、山形駅から先はしばらく月山の山を望みながら北上する。秋田駅から男鹿線と分岐する追分あたりまでは海こそ見えないが日本海沿いを通り、東能代駅まで八郎潟の東岸を通る。東能代駅から進路を東にとり大館駅を過ぎると再び奥羽山脈に沿う形で北上し矢立峠を越える。越えた後は弘前駅・浪岡駅などの津軽平野の中を西側に岩木山を望みながら走り青森駅へと至る。
新駅計画
山形駅 – 蔵王駅間に山形市内渋滞の減少、環境負荷低減、赤字路線の収支改善を目的とした新駅を設置する計画がある。
あきた蕗仁井田駅(仮称)を四ツ小屋駅 – 秋田駅間に設置する構想がある。